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平成9年に神戸市須磨区で起きた連続児童殺傷事件は、今年で発生から15年を数える。
同事件の審判を担当した元神戸家裁判事で弁護士の井垣康弘さん(72)が産経新聞の取材に応じ、
今年30歳を迎える加害男性=当時(14)=への「手紙」と題し、「どう生きるべきか
をご遺族に尋ね、ご遺族が聞きたいことを自ら語って」などとするメッセージを寄せた。
16年末に男性が少年院を本退院後は、井垣さんも男性にメッセージを伝える術は
メディアしかない。手紙では、「君は償うために毎日どう生きるべきか煩悶(はんもん)し、
試行錯誤を繰り返しているはず」とし、「ご遺族のご意見をお尋ねすればいい」と助言。
審判段階は「死にたい」としか語らなかった男性に「ご遺族から聞きたいことも
たくさんあると思う」と、自らの言葉で説明すべきだと指摘した。
加害男性が少年院に収容中、井垣さんは少年法が定める「動向視察」で、
ほぼ年1回ペースで男性に面会した。最後に面会したのは、仮退院の約4カ月前の
15年11月。21歳になった男性は、「普通の大学生か会社員のよう」だった。
このころ、事件に関する新聞や週刊誌などの報道に目を通し、初めて自分に対する社会の
峻烈な処罰感情を知ったといい、「償いながら生きるとはどういうことか、教えてほしい」
と話していたという。
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