12/05/09 20:58:19.89
ロンドン五輪の男子マラソン、カンボジア代表に選ばれていたお笑い芸人の猫ひろしさんに、五輪
出場不可の決定が下された。
国際陸上競技連盟(IAAF)が、2011年10月にカンボジア国籍を取得した猫さんが参加資格を満たし
ていないと判断したためだ。
地元カンボジアの英字紙はこれを大きく報道。
担当記者は「カンボジア国民は喜んでいる」と話した。
「国際陸連の決定は妥当」と評価
カンボジアの主要英字紙「プノンペンポスト」電子版は2012年5月8日、IAAFが猫さんの五輪参加資格
を認めないとの記事を配信した。
「猫さんは五輪に行けない」との見出しが躍る。
記事では、カンボジア五輪委員会(NOCC)が猫さんをロンドン五輪代表に決定した後、「日本では
激しい報道攻勢が起きたことで、彼の国籍問題に関してIAAFがカンボジア陸連(KAAF)に照会する
事態に発展した」と解説した。
IAAFの規約では、「国籍変更1年未満の選手は、国籍の取得から継続して最低1年居住しなければなら
ない」となっている。
KAAF側は「猫さんは2009年以降、カンボジアに住んでいる」と説明したが、猫さんがカンボジア国
籍を付与されたのが2011年10月であり、IAAFがKAAFの言い分を認めなかった。
記事を執筆したプノンペンポストのダン・ライリー記者はJ-CASTニュースの取材に対して、「IAAF
の決定は妥当」と評価する。
規約に抵触した点は、「猫さんの五輪参加の申請に際して、NOCCやKAAF側の不手際があった」と指
摘した。
さらにライリー記者は、「カンボジア国民は今回の報を聞いて喜んでいる」と話す。
もっとも、その理由は猫さん個人を嫌っているというよりは、自国に猫さんより優れたタイムを持
つランナーがいながら、カンボジア在住歴が短い「外国人」が代表に選ばれたことへの「反発」と
みられる。
猫さんの自己ベストは2時間30分26秒だが、2008年に開かれた北京五輪のカンボジア代表、ヘム・ブ
ンティン選手は2012年4月15日のパリマラソンで2時間23分29秒を出している。
実際にブンティン選手は日本のメディアの取材にこたえて、「なぜ私より記録が劣る猫さんが代表
なのか」と批判していた。
一部、抜粋してあります。全文はソース元をご覧下さい。
ソース:J-CASTニュース
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