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<東アジア「反日」トライアングル、古田博司著 文春新書>
日韓の間で歴史をめぐってどんな論争があったかということは、意外と一般には知られていない。
たとえば、韓国側はいまでも日韓併合は不法だったといい、これを学会では「日韓併合合法不法論争」
と評している。そこでこの問題をめぐって岩波の『世界』誌上で日韓の学者がかつて争ったことがあったが
決着がつかず、2001年の11月16日に、アメリカのハーバード大学のアジアセンター主催で国際学術会議が
開かれることになった。
これは韓国政府傘下の国際交流財団の財政支援のもとに、韓国の学者たちの主導で準備されたものだった。
韓国側はもちろん、国際舞台で不法論を確定しようと初めから企図し、そのために国際学術会議を持った
のであり、それを謝罪と補償の要求の根拠にしたかったことは明白であった。そしてそこにはアメリカ、
イギリス、韓国、それから日本の学者が集まり、日韓併合の歴史をどう考えるかということで論争が
行なわれたのである。この様子は、当時、『産経新聞』の2001年11月27日の記事ぐらいでしか公表されず、
一般の目にはほとんど触れなかった。が、これはとても大きな、重要な会議だったのである。