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遼寧省大連市中級人民法院(裁判所)は4月27日、交通警察官を殴って死に至らしめたとして、韓方
奕、韓家敏、周盛強の3被告に最高で執行猶予付きの死刑の一審判決を言いわたした。
チャイナネットが報じた。
韓方奕被告は当初、大連市内の公安局(警察)副局長の甥(おい)と伝えられたが、詳細な情報は
伝えられていない。
韓方奕被告は2011年5月1日、乗用車を運転していたところ警察協力員の指示に従わず争いになった。
韓方奕被告は同協力員を殴り、父親の韓家敏被告に電話で「警察協力員に殴られた」と話した。
韓家敏被告と周盛強被告は現場に駆けつけ、さらに協力員を殴った。
大連市公安局交通警察支隊の史英才警察官は現場の状況を見て割って入り、自分の体で警察協力員
をかばいながら暴力行為を咎(とが)めた。
周被告は史警察官の頭部や顔面を乱打。
制服の帽子が脱げ落ちるほどの勢いだった。
被告らはさらに史警察官を押し倒して殴り続けた。
しばらくして、史警察官はぐったりして動かなくなった。
調べにより、史警察官は外的要因で急性の冠状動脈硬化症の発作を起こして死亡したと認められた。
裁判所は、3被告は「故意に他人の健康を損ね、外力により冠状動脈硬化症の発作を起こし、死にい
たらしめた」として、故意傷害罪を適用。
韓方奕被告に執行猶予2年付きの死刑、周盛強被告に無期懲役、韓家敏に懲役11年の判決を言いわた
した。
執行猶予つきの死刑判決は、猶予期間内に「改悛(かいしゅん)」が認められる場合、死刑の執行
を見送る制度。
猶予期間中は身柄を拘束され、期間終了時に改めて無期懲役などを言いわたされる場合が多い。
なお、韓方奕と周盛強には、政治権利の終身剥奪も言いわたされた。
政治権利の終身剥奪は、一般人の場合には、言いわたされても特に“支障”がない場合があるが、
有期刑の判決を受けた政治家の場合、刑期が終わっても政治活動への道が断たれるなど、効力を発
揮する場合がある。
ソース:サーチナ
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