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銀座・二つ星フグ店を書類送検、生肝提供容疑
東京・銀座のフグ料理店「ふぐ福治」で有毒なトラフグの肝を食べた客が頭痛などの症状を訴えた事件で、警
視庁築地署が今年２月２９日、同店と６０歳代の店主を食品衛生法違反と都ふぐの取り扱い規制条例違反容疑で
東京地検に書類送検していたことがわかった。
捜査関係者らによると、同店は昨年１１月１０日、３０歳代の女性客に、同法で提供が禁じられているトラフ
グの生の肝を使った「肝ポン酢」を提供した疑い。女性は頭痛や唇のしびれを訴えて入院した。
同店は、「ミシュランガイド」２０１２年版で二つ星の有名店で、肝ポン酢は正規のメニュー外で出していた
という。中央区が昨年１１月、同店と店主を同法違反容疑で刑事告発。都は１２月に店主のふぐ調理師免許を取
り消していた。
（2012年4月6日11時50分 読売新聞）
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