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日本の沿岸海域にあるレアメタル(希少金属)などの海底資源を探る新たな小型無人探査機「ゆめ
いるか」を海洋研究開発機構(神奈川県横須賀市)が開発、5日公開した。
2013年度からの調査開始を目指す。
海洋機構によると、レアメタルを含む熱水が海底から噴き出す熱水鉱床の探査が狙い。
探査機は前後がすぼまった筒形で、長さ5メートル、重さ2・7トン。
深さ約3千メートルまで潜れる。
後尾に加えて前部にも姿勢制御用のパネルが付いているのが特徴だ。
これにより一定の姿勢を保ったまま音波探知機(ソナー)を常に下に向けられ、複雑な構造の熱水
鉱床を詳細に捉えることができる。
これまでより10~100倍も高精細な海底の画像が得られるという。
熱水を探知する高性能センサーも搭載。
事前にプログラムを組み込んで自動潜航させる。
総開発費は約8億円。
ソース:産経ニュース
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海洋研究開発機構が開発した小型無人探査機「ゆめいるか」=5日午後、神奈川県横須賀市