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警察は自らの使命を見失ったのか。そんな根源的な疑問を抱いてしまう千葉県警の不祥事だ。
ストーカー事件の捜査を先送りして慰安旅行に興じていたとは強い憤りを覚える。
信用は地に落ちた。
長崎県西海市で昨年十二月、千葉県内でストーカー被害に遭っていた女性の家族二人が
命を奪われた事件でのことだった。
女性は千葉県警習志野署に暴力の被害届を出そうとしたのに、
担当者らは「一週間待ってほしい」と多忙を理由にして受理を先延ばしにした。
ところが、二日後には、警察署の責任者の生活安全課長ら十人余りが北海道旅行に
出掛けていたという。必死の訴えに鈍すぎる。
家族はその十日後に殺害された。すぐに動いていれば救えたかもしれない。
わらにもすがる思いだったに違いない女性の心中を察すると言葉が見つからない。
ストーカー被害の対応をたらい回しにしたと指弾され、千葉、長崎、三重の三県警は今月五日に
問題点の検証結果を公表し、再発防止を誓った。しかし、今となっては体裁を
取り繕っただけではないのかと疑わざるを得ない。
*+*+ 東京新聞 +*+*
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