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杉並区が給食食材や水道水などの放射性物質測定のため購入した「ゲルマニウム半導体検出器」が、区衛生試験所
(高井戸東)に設置された。区によると都が使用する機械と同レベルの精度での測定が可能で、三月初旬から本格使用する。
保育園児や小学生がいる保護者の要望などがあり、一台約千七百万円で購入した。
同区はこれまで、水や食材の放射性セシウムなどの検査を業者委託し、水道水は一リットルあたり一〇ベクレル未満、
食材は一キロあたり二〇ベクレル未満を「不検出」としてきた。規制値より厳しい値ではあるが、実際の数値の公表を求める声
もあった。導入した検出器はより少ない値でも測定可能で、区は検出の下限値を下げて公表していく予定だ。
一つの検査に一時間はかかるといい、一日三件、週に十二件程度の検査を予定している。業者委託費は一件あたり
約二万円で、区は検査を継続すれば、検出器を購入しても支出差はなくなるとみている。データは、区のホームページで
公表する。
ソース(東京新聞) URLリンク(www.tokyo-np.co.jp)