12/02/03 00:45:00.51
田中直紀防衛相は2日の衆院予算委員会でも、
元防衛相で「軍事オタク」として知られる自民党の石破茂前政調会長の質問攻めに遭い、しどろもどろになった。
石破氏はあきれながらも模範解答を提示。
田中氏は教官の高説に耳を傾ける学生役に徹する「拝聴作戦」でその場をしのいだが、
味方のはずの民主党議員からの質問で日米の「極秘」文書の存在を暴露してしまった。
野田政権の命運は田中氏一人が握っている。
石破氏「中国の国防力に日米の『力の均衡』を維持する。それが『動的防衛力』だ」
田中氏「先生のご指摘どおりだと思います…」
動的防衛力は平成22年に策定した「防衛計画の大綱」で掲げた新概念で自衛隊の運用に力点を置く。
石破氏は、部隊を全国に均等配備し防衛力の存在自体による抑止効果を重視した
「基盤的防衛力構想」から脱却した理由を3度にわたり質問したが、
田中氏はまともに答えられず、しびれを切らした石破氏の解説に救われた。
田中氏はこの日も、防衛相というより国会議員としての資質さえ疑わせる基礎知識のなさを露呈した。
自衛隊の「合憲性」を憲法のどこで読み込むのか質(ただ)され、得意の棒読みで憲法9条をたどったのはよいが、
「武力による威嚇と武力行使の放棄」をうたった第1項を読み上げただけで「国を守るために自衛隊がある」と結論づけた。
石破氏が諭すように第2項の「芦田修正」により自衛戦力の保持を禁じられないようにしたことを教えると
「先生の知見を拝聴しながら、よく理解したい」と頭を下げた。
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