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「キャリアハイ（自己最高）の成績を残すことができてよかった」
満足そうに語ったのは、２６日、球団事務所で契約更改を行った楽天の田中マー君（２３）だ。
１億２０００万円増となる年俸３億２０００万円でサインした。
入団６年目での年俸３億円到達は、上原（現レンジャーズ）、ダルビッシュ（日本ハム）に並ぶ史上最速タイ。
２３歳での３億円突破はダルビッシュに並んで史上最年少だ。
ダルビッシュを慕っている田中も、ダルビッシュがメジャーに行けば球界ナンバーワン投手になる。
その田中も実は密かに、ダルと同じメジャー願望を持っているという。
田中はこれまでメジャーについて言及していない。「アメリカの野球はあんまり見ない」というが、
今は独学で英会話を勉強中。聞き取り用の教材を使っているという。佐藤投手コーチが「良いに決まっているんだけど、
欲を言えば精神的なコントロールができればもっと良くなる」と課題に挙げるマウンド上でのメンタルコントロールの向上にも励んでいる。
アメリカはメンタルトレーニングの知識や技術が日本よりも進んでおり、メジャーへの階段を着々と上っているようだ。
今季は沢村賞をはじめ、タイトルを総ナメ。目指すところは海の向こう、米大リーグしかないだろう。
米田球団代表も「非の打ちどころがない。パーフェクトな内容」とベタボメだった。日本で結果を残し、
タイトルも取りまくったマー君を引き留めるには、もうお金しかない。球団が田中のメジャー志向を察知したからこその大盤振る舞いといえそうだ。
田中は現在、タレントの里田まいと交際中といわれるが、「楽天入団時から女性の誘いは引く手あまた。
何もしなくても、向こうから寄ってくる」（チーム関係者）ようで、本人も遊びなれているとか。
田中をよく知る関係者もそのプライベートをこう漏らす。
「普段は控えめな印象ですが、選手間では球界きっての『遊び好き』として知られています。
以前、Ｂ級タレントとの交際をスッパ抜かれたが、あれは序の口。見つかっていない合コンやお持ち帰りはたくさんあります。
本人に結婚願望はあまりないようですし、当分はまだまだ遊ぶんじゃないですか」
楽天の野村克也元監督はかつて、教え子の田中が里田まいとバリ島へ婚前旅行に行ったことに関して、
「ばかじゃないか。私の教育が間違っていた」と言った。
田中はまだ若いし、独身だし、遊びたい盛りでもある。女遊びをするのは当然だし、むしろ遊ばない方が不自然かもしれない。
しかし、それも度を越せば、本業に支障をきたす。これまでプロ野球界にはケタ外れの素質を持ちながら、
酒や女性で身を持ち崩すというか、野球に身が入らなくなって消えていった選手が山ほどいた。
野村元監督はマー君のモテっぷりを知っているからこそ、苦言を呈したのではないか。
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