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◇計画費を不正受給
県は21日、介護サービス計画費を不正に受け取るなど法令違反があったとして、徳島市国府町芝原の
介護事業会社「清華」（高杉緑社長）が運営する居宅介護支援事業所「高杉居宅介護支援センター事業所」の
介護保険法に基づく事業者指定を来月20日付で取り消すと発表した。県によると、6市町から少なくとも
400万～600万円を不正に受け取ったとみられるという。
高杉社長ら2人の介護支援専門員の登録も同日付で取り消す。
県によると、同事業所は、訪問介護やデイケアサービスなどを調整するケアプラン策定を巡り、本人や家族の
同意を得なかったり、月1回の状況確認を怠るなどしていた。
10年11月の定期監査で発覚し、その後提出した改善報告書にも虚偽があったため、取り消しを決めた。
年間200万～300万円の介護サービス計画費を少なくとも2年間、不正に受け取ったという。
利用者は26人で、県は処分日までに他に引き継ぐなどの対応を求めた。【井上卓也】
ソース：毎日新聞（2011年12月22日）
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