11/12/22 13:10:29.30
重大な事件を起こしながら裁判所に刑事責任に問えないと判断された触法精神障害者のため、県が
県精神医療センター(草津市笠山)に建設する入院施設について、県病院事業庁と、施設に反対する
周辺住民が19日、大津市の龍谷大瀬田キャンパスで討論した。
事業庁の村木安雄庁長は「入院患者が窓から出ることはない。退院後に周辺に住むことはない」と
安全性を強調した。
住民側のNPO法人青山まちづくりネットワーク理事の大谷洋士さん(45)は「なぜ地域住民に十分な
説明をせずに建設することが決まっていたのか」と反発。ほかの住民らも「県内で施設の必要性が
あるのか」「患者の退院後の受け入れ態勢もつくらなければならないのではないか」と説明を求めた。
県側は「議論したいのは施設のどの点に不安があるのかということ」「医療従事者として専門的な治療を
するべきだと思っている」と答え、議論はかみ合わなかった。
「(建設を前提にした)県の説明では施設の必要性に説得力がない。十分に時間をかけて開設するか
どうかを決めるべきではないか」との声も会場から上がった。
龍谷大が学生に身近な問題からまちづくりについて考えてもらおうと開き、学生や住民の計420人が
参加した。
入院施設は、2013年4月に開設を予定。鉄筋コンクリート2階建ての病棟で、延べ床面積は2700平方
メートル。病床は23床。 (猪飼なつみ)
ソース:中日新聞(2011年12月21日)
URLリンク(www.chunichi.co.jp)
ご依頼いただきました
スレリンク(wildplus板:784番)