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福岡県太宰府市が、記録が残る1975年以降、懲戒処分を１件も公表していないことがわかった。
36年間の処分13件（免職3、停職1、減給2、戒告7）のうち、明らかになったのは免職2件。
この2件も先に刑事事件が発覚し、取材を受けて回答しており、自ら公表したものではなかった。
「反省している」「職務外の行為」などの理由で公にしないケースが目立つ。
市は「隠蔽体質と批判されても仕方がない。公表基準を見直したい」としている。
明らかになっているのは、ごみ収集を巡る収賄事件で起訴された課長（1992年処分）と、
住民票などの発行手数料約22万円を着服した係長（97年処分）の免職。
約30年前の収賄事件に関係した水道課職員の免職は公表していない。
市は「資料が見つからず経緯は不明」と釈明している。
ソース：読売新聞
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