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インターネット上でのゲームソフトなどの違法頒布事件を多数摘発し、著作権保護に貢献したとして、
社団法人「コンピュータソフトウェア著作権協会」(東京)が、福岡県警に感謝状を贈った。ネット上の
著作権侵害行為は軽い気持ちで行われる一方で、法の隙間をぬうように次々と形態を変えて広がり
損害も大きいため、同協会は今後も警察当局と連携しながら監視を強めていくという。
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同協会によると、インターネットで動画などを配信する「オンラインストレージ」サービスや、「Share」
などのファイル共有ソフトを悪用し、アニメ・特撮作品やゲームソフト、パソコン用ビジネスソフトなどを
無断で不特定多数の人にダウンロードさせ、著作権を侵害するケースが続発。近年は販売価格が
比較的高い英語教材などの違法アップロードが目立つという。
福岡県警は今年、こうした事件の集中取り締まりに力を入れ、これまでに著作権法違反容疑で16件
14人を逮捕・書類送検した。
県警生活経済課サイバー犯罪対策室と小郡署が6月に摘発した事件は、島根県出雲市の男(25)が
「弥生会計」など海賊版のビジネスソフトの入手先や、インストールするためのシリアル番号をネット
オークションに出品して利益をあげ、オンラインストレージでダウンロードさせていた。
シリアル番号などを販売する行為は「マニュアル販売」と呼ばれ、ネットオークションなどで横行して
いるが、著作権法違反で摘発されるケースはまだわずかだという。
また、同室と筑紫野署が7月に手がけた事件は、アニメ「クレヨンしんちゃん」などの動画ファイルを
オンラインストレージでアップロードした未成年者4人を書類送検するとともに、名古屋市のオンライン
ストレージ運営会社に対して警告を行い、今後は著作権侵害対策に協力する約束を取り付けたという。
同協会は「ここ数年、映像や出版などあらゆる分野で電子化が進む一方、ネットでは次々と新たな形で
著作権の侵害行為が繰り返されている。福岡県警のような先進的な取り締まりはこうした行為に警鐘を
鳴らし、抑止するという意味で極めて重要」としている。
ソースmsn.産経ニュース(2011.12.7 02:28)
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
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