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消費税の再増税が先送りされたことに伴い、麻生財務大臣は、来年10月に開始予定だった
低年金生活者向けの対策を見送る方針を明らかにしました。
麻生財務大臣：「（低年金者対策は）法律で消費税が10％に上がった時に実行すると書いて
あるので、常識的にはそうなる（見送る）と思う」
政府は、来年10月に消費税が10％に引き上げられる場合、同時に、年金の受取額が低い約
790万人に対して、1カ月あたり5000円を支給することなどを開始する予定でした。しかし、消費税
引き上げが見送られたため、麻生大臣は25日の記者会見で、「6000億円も掛かり、とてもではな
い」と述べ、この給付金などを見送る方針を明らかにしました。また、この政策が消費税引き上げ
を前提にしていることからも、見送りは常識的な判断であることを強調しました。
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