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社会福祉法人「愛寿会」(松山市東方町、長戸金昭理事長)は21日、
同市余戸南5丁目で運営する高齢者総合福祉施設「であい」の
ケアハウス入居者30人全員の個人情報が入ったUSBメモリーを紛失し、
匿名の封書に同封され郵送されてきたと発表した。
封書は19日、長戸理事長あてに届き、会として事態を把握したという。
現時点で個人情報悪用などの被害報告はないとしている。
愛寿会と施設によると、メモリーには69~100歳の全入居者の氏名、
生年月日、要介護度を記した健康管理票と年金収入額などのデータが入っていた。
封筒には紙が同封され、うち2人分のデータと
「拾得しました。個人情報管理が不適切では」との文章がプリントされていた。
愛寿会と施設はメモリーが届いた4月19日に県や市に報告。
21日には入居者や家族らに事情を説明、謝罪した。(2010/04)