11/10/27 10:16:40.55 eST4kwLR
>>299>>300さん。>>258ですが・・・(といっても信じてもらえるかは不明ですが)
>介護士と生活援助を切って全て看護師による身体援助にした訪問介護事業所
ということですが、私のところは、看護師を”訪問介護員”として数人雇って、”仕事を選ぶ”ヘルパーに辞めてもらいました。
看護師の賃金は、経験年数にもよりますが、時間給換算で1300~1800円です。
ヘルパーの時給が1000円~1300円程度ですから、かなり割高です。
身体介護2(4020円)で考えると、移動及び記録にかかる時間を30分として、発生する給与(1.5時間分)は1950~2700円です。
法定福利費が2割としても2340~3240円が人件費となります。
収入に占める人件費率は58.2~80.6%です。私のところの訪問介護事業の人件費率は72.8%で、12.6%の経常利益を確保していますから、経営的には大丈夫です。
ただし訪問介護員すべてを看護師にはできないですね。
経常利益が少なくなる問題もありますが、希望する人がいませんから(労働条件というよりプライドの問題でしょう)。
事業所としての水準は格段に上がっています。
主に病院からの依頼が急増していて、しかも大抵が居宅介護支援付きですから、一部がデイサービスへの利用にも結びつき、会社全体の収益増につながっています。
お掃除+買い物などの生活援助だと、利用を希望する時間が集中する問題がありますが、身体介護はあまり集中しません。
効率的な巡回型の訪問コースが組みやすく、午前3~4時間のパート、午後3~4時間のパート、早朝・夜間2時間程度のパートとシフトを切り分け運用しているので、勤務表作成などの負担も激減しました。
ただし、これは経営者層に看護師がいないとできないと思います。
社会福祉士や介護福祉士に看護師はついていきませんからね。