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不正請求で障害福祉事業所、指定取り消し―福岡
障害者自立支援法による介護給付費などを不正に請求していたとして、福岡県は8月31日、「株式会社スイートホーム」(福岡市)が運営する障害福祉サービス事業所「スイートホームヘルパーステーション」(同)について、同法に基づく指定を取り消す行政処分を行った。
福岡市は同社に対し、不正請求額に加算金を加えた811万円の返還を求めている。
同事業所では、障害者に対して居宅介護と重度訪問介護のサービスを提供し、同法に基づいて、国、自治体、利用者が負担する介護給付費を請求していた。
県などによると、同事業所は2008年7月から今年4月までの間、実際にはサービスを行っていないにもかかわらず、サービス実施記録と居宅介護サービス提供実績記録票を虚偽に作成したほか、
ヘルパー資格のない職員に行わせた居宅介護業務を、ヘルパーが行ったものとして介護給付費を不正に請求した。
また、本来は公共交通機関を使わなければならない移動支援に事業所の車を使うなどして、移動支援給付費を不正請求していたという。
同社の不正請求に対し、市は移動支援事業所の登録を同日付で抹消した。