13/09/04 11:17:46.06
藤圭子さんの自殺報道、各局がトップニュースで扱っていたが、これは国際ルールに違反している。
「国際ルール」というのは、国連の専門機関であるWHO・世界保健機関が定めた報道のガイドラインのことだ。
WHOの報道ガイドラインについては内閣府もホームページで日本語に翻訳した文章を掲示している。
報道ガイドライン「WHO 自殺予防 メディア関係者のための手引き」 2008年改訂版日本語版だ。
URLリンク(www8.cao.go.jp)
この「手引き」には報道関係者が自殺を扱う場合の「クィック・リファレンス」として11項目が掲げられている。
(1) 努めて、社会に向けて自殺に関する啓発・教育を行う。
(2) 自殺をセンセーショナルに扱わない、当然のことのように扱わない。 あるいは問題解決法の一つであるように扱わない。
(3)自殺の報道を目立つところに掲載したり、過剰に、そして繰り返し報道しない。
(4)自殺既遂や未遂に用いられた手段を詳しく伝えない。
(5)自殺既遂や未遂が生じた場所について、詳しい情報を伝えない。
(6)見出しの付け方には慎重を期する。
(7)写真や映像を用いる時にはかなりの慎重を期する。
(8)著名な人の自殺を伝える時は特に注意をする。
(9)自殺で遺された人に対して、十分な配慮をする。
(10)どこに支援を求めることができるのかということについて、情報を提供する。
(11)メディア関係者自身も、自殺に関する話題から影響を受けることを知る。
問題は、各局ともこのようなルールがあることを認識していないということがあげられる。
各局へ問合せをしてみてはいかがだろう?
ソース
URLリンク(bylines.news.yahoo.co.jp)