12/06/03 07:54:38.12
若手経営者(堀江氏のこと)よりはるかに自分のしていることに無自覚なのが
時の内閣総理大臣小泉純一郎である。(略)
彼が、20世紀末からの行動(運動)で身を売って引き受けた役割というのが、
日本を国際資金資本が乗り込める舞台にすべく大整理 (大掃除)する
というものだったと思える。だから郵政民営化などは、うまくいけば
それに続いてくるだろうはずの日本銀行民営化、あるいは国際化とかの
方策の序曲にすぎないものだと予測できる。そうした問題は、
アメリカを舞台とする資金資本が1980年代に日本経済の買収を
不可欠の問題にしたときから決まっていた。(中略)
考えてもいただきたい、大衆の気分も買えるしテレビ局全体だって買えるくらいだから、
テレビで一定の気分を意図的に大衆に売り込むことくらい いとも簡単なのだ。
銀行もジャーナリズムもある連中にとっては簡単な支配対象 となっている。
栗本慎一郎 「パンツを脱いだサル」より