12/05/16 11:40:01.69 5bc8+2XE0
ちなみに岩見が「名称が長い」と称した岩見名称の"黒本"だけど、
・p26とp96ページに確かに記述はあるが、p96に関しては、どうみても東電の責任というより、
電源車を派遣した政府側の責任に対する記述。
・p268~p278に関しては、規制側つまり行政側の行動に対する記述。岩見が持ち上げている日本原電も茨城県の基準公表が
「「『結果的に』対策を早めた」とは書いてある。日本原電は、当初「公益社団法人 土木学会」の「原子力発電所の津波評価技術」の
1677年の延宝房総沖地震を想定した4.86mの津波高を参考したと書いてあるな。
後、岩見がp272のにある当時の津波研究を取り巻く環境をガン無視しているのは、おそらく単なる東電を叩きたいからか、自己に不都合な事実だからと
思われ。
p279には、「津波に関する全交流電源喪失事例」は無いので、例を挙げるのは「嘘ではないが本当でもない」と観た人は言う。
総評:規制者と被規制者の関係に関する記述で、東電云々という話ではない。
どう読んだら、「東電の責任が云々」となるのか頭を捻ってしまう。日本原電事例は、自分なら「『規制者の行動の働きにより、被規制者がどういう想定をし、対策するか』の
事例である」と紹介するな。東電叩きに使うのは、規制者に何も落ち度が無いと結論付けることになる。
岩見は、読み込みが足らないのと自分に都合にいいように曲解するなと厳重注意するレベルだわ。