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626 名前: 記憶喪失した男 投稿日: 2012/02/08(水) 18:20:32.92 ID:cNC53U9B0 ?2BP(3)
父と母について書いておこうか。
こんなことは家庭の恥かもしれないけど。
父はどちらかというとケチな人で、うちは長いこと、娯楽品の少ない家庭だった。
ビデオやクーラーを買ったのは他の家庭より遅い。
父は、母にこづかいをほとんどあげておらず、しかも、母親の浮気を疑うので、
怒った母親は、おれの子供の頃、三回くらい家出している。
どれも、一日で帰ってきているが、場合によっては、うちは離婚の危機ということが何回もあった。
おれたち子供が成長し、中学生になった時、自分の部屋を持ちたいと交渉し、
長いこと開かずの間だった部屋を大掃除して子供部屋にした。羽虫が百匹くらいいた。
子供が発言権を増したことと関係あるのか知らないが、父は母のこづかいを上げ、
しばらくうまくいっていた。
おれが会社を辞めたり、他にも問題があり、父が定年する時、家庭は崩壊寸前だった。
母は、おれの予想だが、父が定年する頃に死のうと思っていたのだろう。
わざと高血圧で健康を悪くしていた。
おれが「そんなことより自分の健康管理をしっかりしろ」と怒り、母は死をあきらめた。
死をあきらめた母が続いて行ったのは、父親をいじめることであり、
仕事で定年間際のいざこざにまきこまれた父親を精神病院に送り、
父の発言をすべて病気のせいにし、父が不満をいうとすべて「病気だから」と虐待の材料にした。
おれは「なんで母さんは父さんにそんなに冷たいのかと不思議に思うよ」と
間接的になだめ、母を懐柔させようとした。父親を病院に送るのをやめさせた。
その結果、おれは無職で家で療養している。
父も母も、子供のおれたちのふがいなさに精神が限界に来ており、
深い話はしないで、のんびりと定年後をすごしている。
深刻な話をしようとすると、限界らしく逃げる