12/02/02 12:36:24.30 LOgQZ+v40
「ヒロシ君、だめじゃない。今日は国語の授業で漢字テストをやるから、必ずやってきてって先生が言ったこと、覚えている?」
「すみません、先生。覚えています。お風呂に入った後やろうと思ったら寝ちゃったんです」
「明日は割り算の計算テストをやるから、今日の宿題のドリルは絶対やるのよ」
「・・・はい。。。。」
ヒロシ君は、自宅に戻った後、クラスメイトのタカシ君と、丘の上の公園で2時間キャッチボールをした。
「ヒロシ、おまえは肩から腕の伸びがいいから、ストレートが上手いよな」
「へへっ。まあな。しかし、あいつテストのたんびに宿題出して、うぜーよな。俺、かったるくて宿題やる気がしないんだよ」
「おいおい、みんな宿題なんてやりたいとも思ってねーよ。でもさ、俺は毎回100点満点目指しているから、やるぜ。先生に褒められたいんだ。来週の3組との野球大会でもホームランだぜ!よっしゃー、これでもくらえ!」
タカシ君はヒロシ君に向かってありったけの速球を投げた。
「ヒロシ、今日はマジで割り算ドリル、やっておけよ」
「分かってるって。タカシもな。それじゃあバイビー」