14/07/24 00:11:38.63 oqs/l09J0
ある貧しい村に、神様がおもちゃを与えました。
村人たちはそれはそれは大層喜び、みんなで仲良く遊んでいました。
そんなある日、１人のヤンチャな村人がこのおもちゃを乱暴に扱うともっと面白いことに気づき
おもちゃが壊れてしまうような遊び方をするようになってしまいました。
他の村人は壊れたらどうするんだ、と彼を非難しましたが、ヤンチャな村人はやめようとしません。
ところがどうでしょう。いつの間にかおもちゃを乱暴に扱う人達が増えていきました。
村人たちはひとつのおもちゃを投げたり叩いたりと、それはもう目も当てられない様な遊び方をし続けました。
案の定、おもちゃは壊れてしまいました。たった一つの娯楽が無くなってしまい、村人たちは悲しみに打ちひしがれました。
壊れたおもちゃの残骸で村人たちは別の遊び方を見つけ騙し騙し遊んでいます。
それでもやはり、壊れたおもちゃでは以前のように遊ぶことはできません。流石に村人たちは反省したようです。
ところがどうでしょう。最初に乱暴な遊び方を見つけたヤンチャな村人に反省の色は見えません。
壊れたおもちゃに更なる追い打ちをかけようとしています。
これはいけませんね。本当に遊べなくなる程に壊れてしまいますよ。
みんなこのおもちゃの事が大好きなのに。