12/08/15 21:28:46.10 d/ekpizo0
第二十九集 十字坡の母夜叉店を開く
8月の真夏日、武松と護送役人孟州十字坡の大木の下で一休み。今晩の宿の心配をしているところに野菜を担
いだ男(菜園子の張青)が通りかかる。さっそく武松このあたりに泊まる所はないか聞く。男は「この峰の向こう
に32軒宿がある。しかし張家老店には泊まるなそこの母夜叉の孫二娘は客を殺して饅頭にする」と言って去る。
武松笑い飛ばしてよしそこに泊まってみようと言い出す。武松が自信満々なので役人たちも泊まることに同意す
る。武松孫二娘とか言う女はどうせ金目当てだろうと、袋にお金に見せかけた石を詰めて目に物見せてやると
宿に向かう。張家店にやって来た武松一行思ったよりも若い孫二娘に驚く。荷物を受け止めたら泊まってやる
と言って投げた重い袋も軽々と扱いただものでない女だとわかる。店に入った武松孫二娘に服を着替えろとか
亭主がいなくて寂しくないかなど言って挑発する。その間に先ほど自分達にここに泊まるなと言った男が店に
入ってくる。武松その男が女の亭主らしいことを不審に思う、男が言ったことは果たして冗談か本気なのか。
張家店夜の厨房、孫二娘酒に蒙汗薬を入れて武松達をしびれさせ殺すつもり、そこへ亭主の男菜園子張青
が来る。母夜叉張青に酒に毒を入れろと言うが、張青は嫌がっておりわざと毒を捨てる。もめていると武松が
忍びこんで来る気配慌てて隠れる二人。武松は男の話の真偽を探るため来たようだ。武松がろうそくに火をつ
けた途端孫二娘に目潰しを食らう、とっさに武松も孫二娘に目潰しを浴びせたため、二人共一時的に目が見
えない状態となる。この状態で約五分間立ち回り。最後孫二娘が危ないと見た亭主の張青が武松を止めてよ
うやく武松目を洗う。孫二娘が自分達を殺す気なのは間違い無いと確信した武松すぐに食事と酒を頼む。出
てきた饅頭に武松役人の爪と髪の毛を入れ人肉じゃないのかと因縁をつける。孫二娘腹を立て「この天下泰
平の時代に何で人肉があるんだ店に来てからあれこれとあら探ししてるが、配軍の分際で偉そうなことばかり言
いやがって、飯は好きなように食い散らかせても、言葉は言いたいことばかり言ってると命を落とすよ。いやな
らとっとと出ていきな」と啖呵を切る。武松笑って改めて酒を頼む。裏では酒を運ぶ孫二娘に張青が人殺しを止
めるよう言うが孫二娘これが最後と振り切りしびれ薬入の酒を持って出る。武松孫二娘にも酒を勧めるが今度
は飲もうとしない。二人の役人軽率にも飲んでしまい倒れる。武松は飲んだふりをして倒れる。武松厨房に運
び込まれ解体される寸前突然起き上がり格闘。亭主の張青に武松と名乗っても孫二娘なおも攻撃を止めない。
結局二人は武松には敵わず、武松の前で張青が孫二娘に二人で殺されようそしたらトラウマも消えるだろう等
という。武松二人が抵抗を諦めたと見て張青を連れて出て二人の身の上話を聞く。張青の話で回想シーンにな
る。孫二娘は父娘で武芸を商売にしていたが四人の若者を孫二娘が助けた所これが存外に悪心を持っていた。
彼らは孫二娘の父を殺し孫二娘に乱暴して娼家に売り飛ばしてしまう・・・。
72:名無しさん@お腹いっぱい。
12/08/15 22:00:35.20 h+ZzaAlf0
この回見たけど孫二娘なんか鬼気迫って怖かったなあ
73:名無しさん@お腹いっぱい。
12/08/18 02:49:08.72 PWoMqvbQ0
74:名無しさん@お腹いっぱい。
12/08/22 21:31:35.44 J7yFW/Vk0
第三十集 武松援手して(手を差し伸べて)施恩を助ける
冒頭から前集の回想シーンの続き。孫二娘は売られた店から逃亡する。その後孫二娘がどんな運命を辿ったの
か詳しくは描いてないが、孫二娘がいる店に張青が傷を負って飛び込んでくる。「酒だ、酒を持って来い」張青が
怒鳴る。傷口を出して激痛に耐える。孫二娘が近づきいきなり張青の傷口に口をつけ血を吸う。張青さっきまで
の痛みが消える。(もう治ったんかい、視聴者一斉にツッコミを入れる。はず)孫二娘注文を聞く。張青はお前を
食べたいと言う。孫二娘、私は十字坡に住む人食いの母夜叉だよと答える。張青豪快に笑って酒を飲む。孫二
娘、ここの肉は人肉だと言うと、笑っていた張青バッタリと倒れる。飲んだ酒に毒が入っていた。殺されるかと思
っていると、運良く身ぐるみ剥がれただけで命は助かった。ここまで聞いた武松は大笑いする。これ以来母夜叉
の名前と人肉料理の噂が広まったと張青が言う。また回想シーンが始まる。孫二娘を好きになった張青は何度
も金など持ってくるが、その度毒を盛られる。最後に張青は、孫二娘父娘の仇である四人の若者の腕を切り落
としたと言ってプロポーズ、やっと孫二娘と夫婦になることができた。武松感心して聴いていると、孫二娘またも
刀を持ってゆっくりと歩いてくる。武松事情を詳しく聞いたことを孫二娘に言わず、おまえら俺を騙す気かと言っ
て孫二娘を挑発する。孫二娘とまた立ち回り。武松、死ぬときは一緒だと言う(第八十四集で本当になる)二人
の内、張青を刺し殺すふりをする。そして武松悪役キャラになり、孫二娘にどうだ俺と夫婦にならないかと迫る。
結果孫二娘が自害しようとして、二人の絆の強さを目の当たりにする。感心した武松自分から義兄弟になって
くれという。その後三人で酒を酌み交わす(孫二娘の気が変わって武松が毒を飲まされるのではないかと少し
はらはらする)。二龍山に入る誘いを断った武松は、翌日役人と孟州に向かう。武松再び枷をつけて入城し、
牢に入る。この孟州の牢も、林冲のいた滄洲の牢と同じように、役人たちが金儲けのために殺威棒という暴
力を使っている。武松は、同じ囚人達に金を払えば殺威棒を受けなくてすむと忠告をされたが、案の定看守の
要求をはねつける。さっそく呼び出される武松。所長の前に連れてこられ、今まさに殺威棒をくらわんとした時、
所長の横にいた男(所長の息子、金眼彪の施恩)が止める。男と所長何事か相談したあと、所長は武松が病
気のため殺威棒を延期すると言う。武松は病気などしていないと言い張るが、この後武松の待遇が急に良く
なる。個室に移り毎日ご馳走攻めの上、作業まで免除される。施恩が未だ武松の前に出て説明をしないため、
武松はだんだん不安になり、食事を持ってきた男を問い詰める。男の返事からこの計らいは所長の息子の施
恩の命令であり、殺威棒を止めてくれた人間と分かる。武松なかなかいいやつらしいなと言うが、三月半年後
に説明する予定だというので怒ってすぐ呼びつける。現れた施恩に武松は丁寧に挨拶し厚遇の理由を聞く。
施恩は三月半年後気力体力が回復されるのを待って説明しますと言う。武松は体力なら何時でも大丈夫と、
外にある石墩をまるでドラマの作り物を持ち上げるように軽々と扱い、人々を驚嘆させる。施恩も感嘆してこ
れなら大丈夫と説明を始める。施恩は孟州の東城外快活林で酒肉店を開いていたが、最近張団練という民兵
の隊長が、東路州から蔣門神という男を連れて来て・・・。
75:名無しさん@お腹いっぱい。
12/08/29 00:05:32.27 sMyu1vo70
第三十一集 酔って蒋門神を打つ
[壹] 武松施恩と義兄弟になる
蒋門神は店にやってきていきなり暴れ施恩に傷をおわせた。施恩は武松の腕を見込んで復讐を依頼する。武松
さっそく出かけて蒋門神をぶちのめそうとする。しかし施恩は用心して慎重に事を運ぼうとする。武松笑って蒋門
神というやつは頭と腕はいくつあるんだ、一つと二本か何だそれなら同じ人間だな恐れることはないと言う。すぐ
行こうとする武松を施恩の父の所長が止めて三人で歓談する。父の話によると蒋門神が父子の運営していた店
を乗っ取り利権全てを取られたということらしい。中国宋代の孟州での利権をめぐっての勢力争いだが、既に施
恩に借りを作った武松ではあるし、蒋門神のほうが悪いと判断したのか施恩と義兄弟になる。
[貳] 対決直前
存分に飲み食いした武松飛び起きてさっそく対決に行こうとする。しかし施恩親子は武松が昨夜痛飲したため、
蒋門神に遅れを取るのではないかと心配し対決を先延ばしする。その晩も武松は痛飲これをみた施恩親子肉を
食えと盛んに勧める。武松部屋にやってきた使用人を問いただす。施恩親子の意図を知った武松頷く。プライド
が傷ついたようだ。翌朝武松食事の席でがぶがぶ酒を飲む。心配する施恩に無三不過望の条件を出す。快活林
へ行く間に酒店があれば三杯飲ませろ飲ませなければ前へは進まないと言う条件。理由は自分は酒を飲めば飲
むほど強くなるという、現代のトレーニング専門家が聞いたら目を剥くような事を言う。しかし宋代の施恩そうだっ
たんですかと素直に従い実行する。
[參] 武松酔拳 vs. 蒋門神
しこたま酒を食らって武松が蒋門神の酒店に現れる。入り口で蒋門神らしき男を確認し入る。出された酒がまず
いと何度も交換させたり、蒋門神の愛人に酌を強要させてついに乱闘騒ぎに発展。現れた蒋門神と約十分間の
闘い。(注)最後に武松蒋門神の命だけは助けて3つの条件を飲ませる。酒店の返還。皆の前で施恩に謝罪。
孟州から出ていく事。
[肆] 忍び寄る魔の手
武松取り戻した酒店で上機嫌で飲んでいる。施恩は蒋門神が孟州を出た後姿を隠してどこへ行ったかわからな
いと聞き、何か企んでいるのではないかと不安になる。とそこへ孟州の兵馬都監(軍事治安担当責任者)の張蒙
方の使いが武松を呼びに来た。施恩の父の上役でもあり、武松躊躇せず出かける。張都監は大歓迎し、武松の
快活林での活躍や兄の仇討ちを誉めそやし、自分の傍に仕えて欲しいと言う。刑務所長の上役でもあり断る理
由もなく、引き受ける武松。それから連日張都監の歓待を受ける。しかし張都監は蒋門神を連れてきた張団練と
密談を重ねていた。
注) 過去の酔拳シーン
水滸伝 武松 URLリンク(www.youtube.com)
ドランクモンキー酔拳 その10 URLリンク(www.youtube.com)
醉拳2粤语 URLリンク(www.youtube.com) 最後の十五分さすがジャッキーチェン
76:名無しさん@お腹いっぱい。
12/09/05 00:00:13.92 hdNRSwBu0
第三十二集 大いに飛雲浦を閙(さわ)がす
武松罠に落ちる
今日も張都監に歓待されている武松だが、今日は張都監夫婦が子供の頃から育てた奴婢を武松の妻にしない
かと言う。つまり如何に張都監夫婦が武松を気に入り厚遇しているかアリバイ作りをしている。武松は何も疑わ
ず感激して拳法の演舞などしてみせる。その夜中泥棒の叫び声武松は恩返しの良い機会と飛び出していく。と
ころが皆は武松を捕まえる。武松はいやいや誤解だ俺は武松だというが、張都監はいきなり恩を仇で返すとは
何という奴だと言う。武松の部屋を捜索するが身に覚えのない武松は堂々としている。しかし武松の荷物から盗
まれた金が出てくる。翌日武松は知事の前で申し開きをするが、配軍の囚人の言よりも都監の立場のほうが有
利であり武松滅多打ちにされ牢に入れられる。
施恩コネクション
武松が死刑になるかもしれないとの知らせはすぐ施恩の所にも伝わった。施恩一派はすぐに蒋門神が張団練の
所に隠れている事、二人が張都監に賄賂を送りぐるになって武松を罠に嵌めたと気づく。施恩の父は死罪にな
るほどの罪ではない、まず賄賂をばらまいて武松の命を守れ後のことは後のこととアドバイスする。さっそく施恩
は知り合いの牢役人の康に相談、康は蒋門神一派の賄賂が皆に行き渡っていると言う。しかし葉孔目と言う役
人なら何とかしてくれると助言する。とここで場面が変わり、武松と結婚するよう言われていた玉蘭が武松の無実
を知っているため、逃げ出して武松を助けようとするがあっさり捕まり、飲食を禁じられて監禁される。(原作には
ないシーン)(注1)また場面が変わり康が施恩に葉孔目に話がついたと報告する。施恩はカネをばらまき牢に入
り、武松に酒と肉を届け武松に起こったことを説明する。武松美味そうに酒を飲み出たら只では済まさないという。
蒋・張一派の巻き返し
知事は葉孔目の判決草稿を見て武松の刑が軽いのではと問う。葉孔目は蒋門神一派の陰謀の話、証人の張都
監の養女玉蘭の事、窃盗で死刑は上の聞こえも悪いという話をして、知事も納得する。(注2)場面変わって蒋門
神、張団練、張都監三人の密談。蒋門神が快活林の店を奪い返し施恩一派の資金源を断ち、併せて施恩が牢
に出入りできないようにして、張都監は知事を説得するという結論になる。牢のシーン。施恩は傷めた腕を吊って
蒋門神一派に見つからないようにコソコソと武松に会いに来る。武松全てを聞いてあいつらぶっ殺してやると言う。
飛雲浦・皆殺しの歌(31分~
判決は盗品を返し脊杖二十,刺配恩州牢城。旅立つ武松に施恩は服やカネや熟鵝を持たし護送役人の様子がお
かしい用心するように言う。武松は熟鵝を食いながら役人たちの様子を観察、やがて飛雲浦にやってくると十人
の敵に襲われる。十分間の闘いの後蒋門神一派が鴛鴦楼で指揮し報告を待っていると聞き出す。
注1)原作では玉蘭は武松に敵の一味とみなされ鴛鴦楼で武松に殺される。
注2)原作では知事は事情がわかると「你倒賺了銀兩,教我與你害人」自分は賄賂で儲けて俺には汚い仕事をさ
せる気かと腹を立てる。
77:名無しさん@お腹いっぱい。
12/09/09 09:20:58.12 Fnrc8iYs0
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78:名無しさん@お腹いっぱい。
12/09/12 00:31:46.91 CY1R0+bY0
第三十三集 血は鴛鴦楼に濺(そそ)ぐ
嗚呼鴛鴦楼
鴛鴦楼で三人が酒を飲みながら部下の報告を待っている。「あれだけの人数でおまけに武松は枷をつけている、
もうすぐ朗報が来るでしょう」等と言っていると、倒れるボーイの後から武松が現れる。左から蒋門神、張都監、
張団練、呆然と武松を見つめる。以後武松の殺戮シーン。張都監と一緒に武松を騙した張都監の妻も背中から
刺されて殺される。原作では皆殺しだがドラマでは無関係の女性は見逃す。最後に玉蘭を抱えて去っていく。森
の中で倒れていた武松を捕まえたのが武松の義兄弟張青と孫二娘の夫婦の部下だった。武松無意識に十字
坡に向かって歩いて行ったようだ。
二龍山への道
その頃一夜明けた孟州では大量殺人事件発生で大騒ぎだった。ただ一般では張都監の評判は悪く殺されても当
然との評価だった。ドラマでは張都監を酷吏としているようだ。知事は多数の人命が失われたことに衝撃を受け
ている。視聴者はさすがは知事、儒教の仁愛が身についていると思っていると、知事はこれでは出世どころか
身の破滅だなどと言って自分のことだけ心配している。そして孟州を封鎖して武松の徹底捜索と逮捕を命じる。
一方武松は張青夫婦の所で三日三晩寝続けていた。やっと目覚め武松は捕まった時の状況を知らされる。早速
飲食、まだ体力が回復していない武松だがうまそうに酒を飲む。皆は武松が快活林で蒋門神を倒したところまで
は知っていた。武松はその後のことをぽつぽつと話し始める。蒋門神等三人を殺し自分の名前を壁に大書した
話になると皆はハオ(よし)などと相槌を打つ。完全な反体制派である。食事の後武松の今後の身の振り方の話
になる。武松は張青の勧め通りに、魯智深や楊志のいる二龍山に入って緑林の徒になる決心をする。孫二娘が
持ってきた行者の服装(注)に着替えて武松は旅立つ。
蜈蚣嶺
山の中を通っていた武松,道観のなかから女性の悲鳴がするのを聞く。張青らからできるだけ目立たぬように
二龍山へまっすぐ行くように言われていた。しかし武松やりたいようにやらないなら俺ではないと道観に突入。
さっそく怪しいというだけで二人を殺す。殺した後から女性に聞くと案の定悪人だった。女性に当座のカネを
渡し逃がしてやりまた旅を続ける武松。
独火星孔亮と出会う
ある酒屋に入った武松、酒と肉を注文するが出てきた酒は薄い酒で肉はありませんと言われる。仕方なしに
野菜をつまみながら酒を飲んでいると、独火星の孔亮が仲間と一緒に入ってくる。孔亮たちは鶏肉と上等の
酒を出して貰う。武松怒って店主を問い詰めると、店主はあれは孔亮たちが自分で持ち込んだものですと言
われる。しかし武松は納得しない。そこへ孔亮がわって入ると武松の怒りが爆発。孔亮たちをあっという間に
叩きのめし、肉と上等の酒(多分度数が高い酒)を喰らってふらふらと店を出る。酒が回ってきて川に落ちる
武松。そこへ孔亮と兄の毛頭星孔明がやってきて武松を捕まえる。彼らが屋敷で武松を鞭打っているとそこ
へ来たのが宋江だった。
注)ドラマでは行者の服の由来は言わないが、原作では孫二娘が毒で殺した行者の服。刀は夜な夜な血を求め
てか鳴く。
79:名無しさん@お腹いっぱい。
12/09/12 12:24:34.19 CY1R0+bY0
× 店主は・・・言われる。
○ 店主は・・・言う。
80:名無しさん@お腹いっぱい。
12/09/18 23:14:38.47 Bgq1DfnS0
第三十四集 宋江夜清風寨に宿す
武松宋江と再会す
宋江急いで武松の縄を解かせて服を着せてやる。武松酔いが醒めずに言った宋江への暴言を詫びる。お互いの
身の上話の後、宋江は武松に孔兄弟と仲直りするように言う。武松は兄の孔明は許したが、弟の孔亮は許さない。
何となれば孔亮が店主を脅迫して他の客に酒や肉を売らせず、孔亮が一人占めしていたからだと言う。宋江大笑
いして店主を呼んでくる。結局店主は孔兄弟の父で、孔亮らが宋江の送別会の打ち合わせに酒肉を使い、武松の
分がなかったというオチになる。夜宋江寝る前に武松に清風寨に一緒に行かないかと誘うが、武松は断る。
宋江清風山にて死すか?
武松と別れて一人旅になった宋江宿がなく夜山道を歩いていると突然何者かに襲われ連行される。覆面を取られ
るとそこは山賊の根城、清風山の館の中だった。宋江を捕まえた男たちは大王(首領)が来たら宋江を殺すと話
している。そこへ大王(錦毛虎 燕順)登場。官軍のスパイを捕まえたと報告される。続いて二大王(矮脚虎 王英)
三大王(白面郎君 鄭天寿)登場。王英宋江を見ながら心臓と肝を取り出して酒の肴にすると言う。宋江まったく
取り乱すことはない。(注)宋江殺される覚悟を決めて最後に「思わざりき、宋江今日ここで死すとは」と言う。と
それを聞いた燕順と王英慌てて飛んできて宋江の名前を確かめる。及時雨の宋江とわかり急いで縄を解く。皆
名高い宋江に会えたことを喜び感謝している。宋江すぐに喜んでいやいやなどと言うのかと思ったら、逆に三人
を怒鳴りつける。人を捕まえ理由もなく心肝を取り出して酒の肴にするとは、お前たちそれでも人間か、と。自分
の命が助かった事にはふれもせで人の道を説く宋江。健やかなる時も殺される時も変わらぬ態度をとれるほど
度胸のある宋江の説教に気圧された王英等、慌ててあれは脅しです本当にしたことなんてありません、等と言う。
宋江劉知寨夫人を助ける
ある日王英街道を墓参りにゆく劉知寨(清風寨の知事)夫人を捕まえる。燕順と鄭天寿の二人は王英の女好きが
出たと笑っていた。が宋江英雄豪傑はよくそれで失敗する、早速行って止めてこようと言う。燕順と鄭天寿気乗り
がしない様子だが宋江の言葉なので従う。女は劉知寨の夫人だと名乗る。宋江自分は清風寨の花栄副知事の所
へ身を寄せるところだと言う。宋江王英を連れ出し夫人を開放するよう頼む。王英等今回だけは夫婦になるから
見逃してくれとか種々言い訳をする。しかし宋江命をかけて頼む。宋江の意志の強さを知っている王英は、代わ
りの女性を紹介してくれるよう約束を取り付けて、やっと夫人を解放する。夫人は山を降りるとさっそく山賊たちは
知事夫人と聞いて恐れて解放してくれたとウソをつく。後に宋江彼女が忘恩の徒であるばかりでなく豺狼のような
心の持ち主と身をもって知る。
宋江小李広の花栄を訪ねる
宋江は王英等と別れ、以前から自分を招いてくれていた清風寨の花栄を訪ねた。積もる話をする二人。花栄が
赴任早々周囲の山賊を平定した回想シーンでは弓の名手であることを視聴者に見せる。宋江が劉知寨夫人を
助けた話をすると花栄は意外にも助ける必要はなかったと言う。劉知事が来てから賄賂をとったり良民を苦しめ
ることばかりしている。夫人がまたそれをけしかけていると彼らをボロクソ言う。宋江まあまあ小さいことを言わ
ずに等と言う。
注)水滸伝脚本家温豪傑インタビューURLリンク(baike.baidu.com)(中国のサイト)
大意 宋江は原作では軟弱だがこのドラマでは本物の英雄豪傑にした。魯智深李逵は原作より優しくした。
81:名無しさん@お腹いっぱい。
12/09/19 21:34:39.83 yUn+qua+0
× 開放
○ 解放
82:名無しさん@お腹いっぱい。
12/09/25 22:53:45.72 raE+RkzY0
第三十五集 花栄、霹靂火を箭射(射)る
宋江、元宵節(注1)の夜劉知事に捕まる
宋江、花栄の所に滞在している間に元宵節がやって来た。花栄は警備の任務があるため宋江だけでランタン見
物に出かける。偶然劉知事夫妻も見物に来ていた。夫人は宋江を見つけると山賊の頭領だと告げ口して捕まえ
さす。宋江は自分は花栄副知事の客で張三というもの、賊ではないその証拠に夫人を全力で助けて上げたでし
ょうと言う。しかしウソを言うなと気絶するまで滅多打ちにされる。知らせを聞いた花栄は知事に、宋江は自分の
遠縁で怪しいものではないと手紙を送る。しかし宋江の名を劉丈と書いていたため、元々仲の悪かった劉知事
は各々違う名を使い舐めてるのか賊と結託しおってと激怒する。
花栄、宋江を助け出し秘かに逃がすが宋江また捕まり、花栄も捕まる
花栄、自分の顔を潰したと激怒、数十名の兵を連れ役所に押しかける。知事が花栄の武勇を恐れて出てこない
ため勝手に捜索宋江を連れ帰る。翌朝今度は劉知事の命令で数百人の兵が花栄のところに宋江を奪い返しに
来る。しかし花栄の弓の腕前にむざむざと引き返すはめになる。悔しがる文官の劉知事、しかし今度は頭を使
い花栄が秘かに宋江を逃し何食わぬ顔で開き直るだろうと読む。そこで兵に命じて宋江を待ちぶせ再び捕ま
える。その上で青州府に訴状を送り(原作では)、やって来た黄信都監に花栄の謀反を訴え宋江という動かぬ
証拠があることを言う。黄信納得し花栄がまだ宋江が捕まった事を知らないのを利用して一計を案じる。その
計とは黄信自ら花栄の所に出かけ、文官武官の仲が悪いと聞いた府知事が心配している、今すぐ役所に来て
仲直りに酒杯をあげて欲しいと言うもの。何も疑わずついて行った花栄酒杯を飲み干した後捕まる。
清風山の山賊達宋江、花栄の護送途中を襲撃する
黄信と劉知事は百五十人ほどの兵で宋江と花栄を青州へ護送している。と清風山近くの森の中で錦毛虎の燕順
が立ちはだかり三千両の通行料を払えと言う。黄信腹を立てて打ちかかろうとすると両側の山から弓矢と岩石落
としの後、総攻撃を受ける。黄信さっさと逃げ出す。檻から飛び出た花栄劉知事を追いかけ刺し殺す。(注2)
霹靂火の秦明清風山を攻め宋江等に生け捕りにされる
知らせを聞いた青州府では霹靂火の秦明を派遣。清風山の王英腰を抜かす、というのは以前王英等三人がかり
で秦明と戦い殺されかけていた。しかし宋江慌てず作戦を立案。まず花栄が迎え撃ちわざと逃げ出して秦明を誘
い出しあっさりと生け捕りにする。
王英秦明になりすまし無辜の民を殺す
連れてこられた秦明さあ殺せと言うが、花栄縄を解き礼を尽くす。宋江が劉知事の言いがかりだったと説明した
ため、秦明帰って説明しようと言うが、燕順は一人で帰って説明するっちゅうても説得力ないでと言う。仲間にな
らないかと誘われる秦明しかし断固拒否。とその時梁山泊の晁蓋が宋江を心配して劉唐を派遣してきた。当然
秦明抜きで会談、宋江まだ朝敵になる決心ができない。その後秦明を交えて酒盛りになるがその前に劉唐王英
にこっそり耳打ち。王英と部下、秦明軍になりすまし青州城を襲う。
注1)URLリンク(ja.wikipedia.org)
注2)原作では殺され方が違う。その他違う点が多数ある。(この後の作戦立案は主に花栄、攻撃は水攻め等)
83:名無しさん@お腹いっぱい。
12/10/02 22:50:30.84 xwvaDeNi0
第三十六集 掲陽嶺にて宋江、李俊に逢う
秦明家族を殺され山賊の仲間になる
清風山に残らないかという誘いを断って青州城へ帰還した秦明。しかし城外は賊に襲われていた。開門を要求
する秦明に知事は昨日山賊として城を襲ったくせに図々しい奴め、お前の一族は皆殺しにしたぞと秦明の父の
首を見せる。血を吐く秦明、知事への復讐を誓い仕方なく清風山へ引き返す。劉唐が予言した通り秦明が帰っ
て来たことにびっくりする宋江、だが事情を聞き、偽の秦明軍は劉唐と王英の仕業と察する。謝る劉唐と王英、
他の幹部も秦明をなだめる。しかし宋江は二人を切れと命令。ところが秦明は私情を殺して劉唐等を許すよ
う宋江に言う。宋江とりあえず二人の刑執行を停止、秦明に花栄の妹を娶せ、梁山泊入りを要請、秦明承諾。
清風寨を攻め悪婦を殺し全員梁山泊へ合流す
早速宋江は清風寨攻めを決定、秦明は先鋒を引き受ける。黄信の隊列を襲うシーン、黄信抵抗しない。そして
戦いはもう終わったようで、清風寨にいた劉知事夫人が引き出されるシーンになる。王英、女を妻にしようと楽
しみにしていたが、燕順(ウィグル人)はあっさり女を刺し殺す。王英は激怒するが、宋江はこんな女を傍に置
いておけば必ず身の災いとなる、自分が必ずもっと良い女性を紹介するからとなだめる。その後宋江は官軍と
戦うにはここは小さすぎる、梁山泊へ合流しようと提案皆賛成する。
宋江晁蓋に会う決心をし途中豪傑を得る
官軍に偽装し移動するよう指図する宋江だが、肝心の自身は江州へ罪を償いに行くため梁山泊へ行かないと例
によって頑固に言い張り、夜そっと去っていく。(注)劉唐が宋江を追いかけ皆は大急ぎで移動の準備をし清風山
を去っていく。宋江歩いているとまた袋に入れられ捕まる。劉唐だった。劉唐宋江に五分だけでいいから俺の話
を聞いてくれ、晁蓋は話をしたいだけで呉用は宋江の望み通りにしてくれると言う。宋江梁山泊行きに同意する。
宋江が移動途中護衛に花栄が来る。と前方で剣戟の音。それは呂方(赤)と郭盛(白)の一騎打ちの場面だった。
結局彼らも梁山泊へ合流することで合意する。
宋江晁蓋と会談後掲陽嶺にて殺されかける
宋江梁山泊で晁蓋と会談旧交を温めた後皆の誘いを断りすぐ旅立つ。江州近くの掲陽嶺の店で食事をするが主
人の李立に薬入りの酒で気絶させられ身ぐるみ剥がれる。とそこへ李立の兄貴分の李俊がやってきて、あの有
名な宋江がここを通るはずなんだがと言う。李立慌てて薬で眠らした男の話をする。解毒剤で意識が戻った宋江
李俊、李立、童威、童猛らの豪傑たちと知り合う。
江州掲陽鎮で薛永と知り合い穆春兄弟に追われる
江州掲陽鎮まで来た宋江棒術を見せ薬を売っている薛永を見かけ気前よくカネを出す。しかし地廻りのヤクザ
穆春に絡まれ薛永が張り倒したため、穆春兄弟と仲間に二人は追われ逃げる。
注)原作では宋江はまだ逃亡中でこの後故郷に帰り父の説得で自首する。
84:名無しさん@お腹いっぱい。
12/10/03 12:55:59.33 t7EZEZYx0
お、江南か
85:名無しさん@お腹いっぱい。
12/10/09 22:59:55.79 lmQRlrcB0
第三十七集 黒旋風、浪裏白条と闘う
宋江ら一難去ってまた一難
穆春兄弟等に追われて水辺まで来た宋江達。居合わせた舟で難を逃れた、しかしその舟の船頭もまた追い剥ぎ
だった。薛永が刀を抜いて斬り合いを始めた時、また舟がやって来た。舟には掲陽嶺で知り合った李俊兄弟等
が乗っていた。李俊兄弟が皆に説明して宋江は追いかけてきた穆春兄弟、舟の追い剥ぎ船頭張横とここにはい
ない張横の弟張順を知る。また宋江は豪傑たちとの繋がりが増えたのだった。
江州到着。戴宗と知り合う
江州に到着して牢に出頭した宋江。早速役人は殺威棒をちらつかせて脅してきた。宋江はこの役人が呉用の言
っていた戴宗と見当をつけ、戴宗の耳元で呉用の名を囁く。戴宗宋江の名を確かめ、たちまち丁重な扱いになる。
食事に行く途中戴宗は常人離れした素早い動きを見せた。宋江が酒楼で甲馬というものを使ってあんな動きをす
るのか聞くと、戴宗はそれはつくり話ですよと言うので二人で大笑いしていると、階下で何者かが大騒ぎしている。
宋江黒旋風李逵と知り合い、李逵さっそく博打場で大騒ぎを引き起こす
騒いでいたのは黒旋風李逵、鉄牛とも言われている。宋江の名を聞いて喜ぶ李逵。宋江は乱暴ではあるが純真
無垢な李逵の人柄を気に入る。李逵の騒ぎの原因が十両の金を借りようとして断られたためと聞いた宋江は、
十両を李逵に渡す。戴宗は李逵は酒好き博打好きだと言うが、宋江貸した金の事などどうでもいいからと言う。
一方李逵はやはり借りた金を博打で増やしていいところを見せようと考える。しかしボロ負け、普段は綺麗な遊
びをする李逵だが、今日に限っては暴れて皆の金を奪って逃げる。
宋江博打場の騒ぎをまるく収めるが、飲み直しの亭で李逵また漁師に暴力
金を奪って逃げる李逵の前に戴宗と宋江が現れる。宋江穏やかに李逵を諌めて皆で博打場に引き返す。そこで
宋江は奪った金を博打で賭けて大勝する。しかし全て皆に返して悠々と博打場を後にする。(注1)潯陽江に面した
琵琶亭で食事を始めた三人。李逵は宋江が塩辛いからと食べない吸い物を貰って食べつくし羊肉も注文して貰い
食べつくす。李逵の豪快な食べっぷりに宋江は喜ぶ。戴宗が吸い物の魚が新鮮でない理由をボーイに聞く。市場
の管理人がまだ来ないため魚を買えないと聞いた李逵、宋江のために魚を手に入れようと部屋を跳び出してゆく。
案の定李逵は漁師に暴力を振るい魚を奪って帰ろうとする。とその前に市場と漁師の親分浪裏白条張順が立ち
ふさがる。
トビウオ張順李逵を負かし、宋江豪傑達と痛飲泥酔する
しかし李逵の実力は張順を上回り李逵は張順をボコボコにする。また戴宗と宋江が止めに入り三人で引き返して
いると張順が今度は舟に乗って現れ李逵を挑発する。李逵舟に乗り込みかかっていくが、今度は舟の上で勝手が
違い水に落とされ、張順にこてんぱんにやられ水を飲まされる。(注2)その後四人で飲み直し、張順は宋江を紹介
され、宋江は張順の兄の張横の手紙を預かっていると言って和気藹々となる。泥酔して三人に送られた宋江突然
怒鳴りだす。「何だお前ら俺をなめてんのか。俺の名を聞いたら皆ビビるぞ。宋の皇帝がなんぼのもんじゃい。義
兄弟の名前を言ってやる。」兄弟の名を列べていく宋江・・・。(注3)
86:名無しさん@お腹いっぱい。
12/10/09 23:00:48.95 lmQRlrcB0
注1)原作では金を返すだけで宋江は博打はしない。
注2)原作ではトビウオのような描写はなく白い張順と黒い李逵が水中でもつれ合っている。
注3)原作にはない。別の機会に宋江が酔って気宇壮大になり、その時書いた詩で謀反の罪に問われる伏線か。
87:名無しさん@お腹いっぱい。
12/10/14 06:48:59.32 TkrbUrwTO
>>86
× その時書いた詩で
〇 その時書いた詞で
88:名無しさん@お腹いっぱい。
12/10/14 08:10:30.16 zG1bebfu0
しんどい。
89:名無しさん@お腹いっぱい。
12/10/16 23:13:38.52 1UnV/reA0
第三十八集 潯陽楼にて反詩を題す(この集はアクションシーンなく台詞多し、また前半は原作にはない)
梁山泊にて
その頃梁山泊では呉用の所に林冲がやってきて、二龍山には魯智深等豪傑がいる梁山泊に合流させたいと提案
意見が一致する。林冲はまた魯智深に妻や家族を守るよう頼んでいたため、妻の消息も知りたかった。
二龍山にて
呉用二龍山の作りを見て楊志や魯智深の軍事知識に感心する。張青と林冲の弟子曹正に迎えられた二人。すぐ
に魯智深と会って妻の様子を聞きたい愛妻家の林冲だが、魯智深はいない。魯智深の言いつけは先に食事して
いてくれだった。孫二娘が酒を注ぎながら、魯智深のいない言い訳に、坊主頭ではみっともないので髪を伸ばして
いると、冗談のようなわけのわからないことを言う。他の幹部、楊志、武松、施恩、らも妙な表情をする。不審に思
った呉用は、酒を飲む林冲を遮るように言う。「魯智深がいない事をごまかすためその酒を注いでいる。思うにそ
の酒やこの宴は何か仕掛けがある。我らを捕まえ無理やり此の砦のリーダーにでも担いで梁山泊を分裂させよう
とでもいう下心でもあるのか」かっとした孫二娘酒を飲んで見せる。楊志進み出て呉用に、いつぞや黄泥崗でしび
れ薬を飲ましたのは誰だった、と皮肉を言う。とそのとき魯智深異様な姿で現れる。自分で自分を縛り刀をくわえ
た姿の魯智深は言う、兄貴俺を殺してくれ。楊志と武松が横からかわるがわる説明する。魯智深が東京に帰り着
いた日、すぐに林冲の家に行かずにその晩酔いつぶれていた。しかしその日高毬の息子に追い詰められた林冲
の妻は火の中で首を吊った、助けに駆けつけた魯智深はついに助けだすことはできなかった。。二龍山の幹部
たちの様子がおかしかったのはこの事情のためだった。お前を見損なったぞと嘆く林冲、魯智深は報復に高毬の
息子を焼き殺していたが、林冲それでもカッとなって刀を振るう。しかし最後に踏みとどまり魯智深を許し、自分を
責める。魯智深林冲に提案する、ここの頭領となってくれ、そして皆で東京に攻め上り高毬の首を取ろうと。一晩
過ごした林冲と呉用翌日改めて呉用が梁山泊へ合流しないかと誘う。しかし楊志が、俺から奪った生辰綱は人民
に還元しなかっただろう、そもそも晁蓋の人間性がダメだと恨みを込めて言う。呉用もし宋江が頭領ならというと
皆それなら考えないこともないと言う。しかし宋江にその意志はない。林冲も魯智深の二龍山に残ってくれという
頼みを断る。皆は合流話は棚上げにして別れる。
江州潯陽楼にて
二日酔いの宋江ドッペルゲンガーと会話している。野心を抱いている方の宋江のよう。これもあとで反詩を書く
伏線か。宋江には抑えている野心があると言いたいか。さて宋江飲み友達の李逵らを探すが今日に限って誰も
いない。仕方なく潯陽楼に一人で上り、景勝の地に満足する。テーブルに兄弟たちの分まで食事を並べ寂しさを
紛らわしながら深酒をする。飲むにしたがって来し方行く末を思い憂鬱になる。青雲の志を抱いて学問をし、役
人になり、江湖に知られる存在になったのに、いまは額に刺青をし、名利もなく江州くんだりで配流の身分だ。
激情に駆られ詞を書く。自幼曾攻經史,長成亦有權謀。恰如猛虎臥荒丘,潛伏爪牙忍受。不幸刺文雙頰,
哪堪配在江州。他年若得報冤讎,血染潯陽江口。心在山東身在吳,飄蓬江海謾嗟吁。他時若遂凌%8POST /test/bbs.cgi HTTP/1.1
Host: anago.2ch.net
Content-Type: application/x-www-form-urlencoded
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Referer: URLリンク(anago.2ch.net)
C
90:名無しさん@お腹いっぱい。
12/10/17 03:19:16.57 39KolRUo0
結構二竜山にフォロー入れてあるなw
91:名無しさん@お腹いっぱい。
12/10/23 21:19:45.94 JhbzLiS90
第三十九集 神行太保、假信(偽の手紙)を伝ふ
黄文炳、反詩を見つけ宋江を罪に陥れて出世を目論む
宋江思いっきり飲んで、食って。書いて気持よく帰って倒れて寝る。一方所変わって、知事の所へ通判という肩
書きの黄文炳がやって来る。この黄文炳はごますりと妬みが得意技で、蔡九知事が政権中枢の蔡太師の息子
という事で何とか取り入ろうとしている。さっそく潯陽楼で見つけた詞を見せて、この宋江は謀反を企む危険分
子だ、すぐ捕まえて東京に報告し手柄にするべきだと進言する。宋江を連行するよう命令された戴宗は、捕方を
待たせすぐ宋江の所へ駆けつける。詞を書いたことなどすっかり忘れていた宋江は、俺は終わった、と愕然と
する。しかし戴宗は逃れる方法を一つ提案する。
宋江必死の演技をするも、黄文炳ねちねちねちねちと宋江を追い詰める
蔡九知事の前に引き出された宋江何か食べながら知事に何か投げつけ怒鳴る、無礼者め吾輩は玉皇大帝の女
婿だ、十万の軍を率いてお前らを皆殺しにするぞ。戴宗の提案は佯狂だった、狂人のふりをして危険を避けると
いう中国伝統の方法だった。知事狂人なら仕方ないかと見逃そうとする。しかし黄文炳ここで逃したら手柄にも成
らないと、知事に宋江にうんこを食わせたら本当に狂ってるかどうか見分けられますと提案する。(13⁚30~)早速う
んこの桶がやって来る。宋江桶を眺めて桶の周りで踊る。見かねた戴宗宋江の顔を桶に突っ込む。宋江笑って顔
を上げ皆に糞を投げつける。夜牢で宋江に詫びる戴宗。宋江助かったと礼を言う。戴宗黄文炳がしつこいのが気
がかりだと言う。翌日黄文炳は必死に考え、宋江は以前から狂っていたか牢番に聞くよう提案。確かめると狂った
のは呼ばれる直前だった。すぐ呼びだされ拷問、ついに宋江は罪を認める供述をして糞を食った甲斐もなくなる。
黄文炳手柄になり内心大喜び。
宋江死刑囚となり、戴宗は東京へ出張、宋江の世話を李逵がする
黄文炳早速知事に東京のお父様にこの国家転覆を図った大罪人の処置を仰ぐよう進言して、蔡太師にも取り入
ろうと画策する。知事は戴宗に東京へ手紙を運ぶよう命令。戴宗は李逵が高官らを殺そうと言ったり、宋江を背負
って逃げよう、と言うのを落ち着かせ宋江の世話を頼む。李逵拷問で半死半生の宋江を励まし世話する。
戴宗旅の途中梁山泊の朱貴に捕まり、朱貴手紙を開ける
東京へ急いでいた戴宗食事に店に入り一休み。しかし食事にはしびれ薬が入っていた。ここは梁山泊の朱貴の
店だった。朱貴は戴宗の所持品を調べる。そこには宋江の処分方法を尋ねる蔡九知事の手紙があった。同志と
分かったため戴宗に解毒薬を飲ませ、朱貴は慎重に戴宗を調べる。戴宗が手紙の内容を知らなかったのを確認し
梁山泊へ戴宗と上る。呉用、晁蓋らと協議。呉用は晁蓋が江州に攻めこもうというのを止めて、偽手紙で宋江を東
京に移送させその途中で奪還する作戦を提案採用される。まず偽手紙作成から始める。