14/07/28 06:51:57.21 0G4Ra42x
長年の投資経験から、机上の空論ではなくて、現実論で言うと、
株の下落が続いた場合は、バリュー銘柄のほうが下げがきつくなる。
なぜかというと、株が天井を打って反転し長い下落トレンドに転換
したときに、連続増益増収、低PER銘柄は、下がるたびに押し目買いが
入り、下がったあとの少反発でどんどん信用買いが積み上がる。
スクリーニングなんか簡単だから、下がった銘柄の中でバリュー投資を
探すなんてのは、市場の全員が簡単にできちゃうからね。
そうすると、需給がどんどん悪化していき、どんどん下落を続ける。
なんせ、日本株ってのは、7割が外人の売買できまるし、なおかつ、
外人は下落トレンドのときには、個別銘柄がバリューかどうかなんて
関係ない。
トピックスを売りまくり、225を売りまくり、小型株指数も売りまくる。
つまり、全部下がる。
そして長い下落が続いたあとに、一番最初に大きく反発してくるのは
空売りがたっぷりたまった、バリューとは反対の銘柄。
バリューは途中で入った膨大な信用買いで、他の上昇にはついていけない。
リーマンショックのときの株価の動きを見たら、たぶんこうなってると思うよ。
もちろんさらに超長期で見たら、いつかは、需給が解消して、バリューも
上がるんだが、半年~1年単位の投資では、効率が悪くなりすぎる。
バフェットが言うバリューと、日本のバリューが違うのはバフェットが投資を
したときのダウは500ドル台で、今が17000ドル付近で、歴史上最高値。
いっぽう、日本株は、2000円の2万円からも半分になるし、07年の18000円
からも、半分以下に暴落しているが、そういうときに、バリューだ、いい銘柄だ
って言ってても、関係ないからね。
日本株はあくまで10年に何度も暴落することを考えて投資をしないと大損する。