14/01/28 09:03:40.48 lcmvHLf9
>配当が価値の源泉であることに変わりない
無学者のわりにドグマに陥ったヒトには実際の数字で説明しないとわからないか。
ってなわけでケーススタディ。
7554 幸楽苑
①配当性向(20円/1355円) 107.4%
②ROE 5.7%
③BPS(327円/1355円) 24.1%
④配当利回り(①*②*③) 1.48%
まず、予想純利益以上に配当金を支出するということでこの時点で>>525の理屈なら
高価値な会社であると言える。
しかしながら「ROEが低水準」なことと「市場が過剰評価している」ことで配当利回りは
人並み以下。
だからいくら企業側が配当金を支出したところで、投資家がその恩恵を受ける為には
ROEが騰がるか、株価が下がることが必要。でも市場を制御できないから
必然的にROEを上げるしかない。
詳しい企業分析は割愛するけどROEを上げるためには生産性を上げる必要
があって生産性が高ければ価格競争も強くなる(少ない元手で高い成果を上げるから)。
単純に考えて企業が儲けたおカネを配当金に支出するのと、事業に再投資して
より高いリターンが得られ、その結果として配当金以上に株価が騰がるのなら
どっちが得か。
配当金は大事なファクターだが、それだけでは企業価値は算定できない。