12/03/30 22:21:46.98 j+wkbyb9
>>209 ●銘柄コード :7242 銘柄名 :KYB カヤバ工業 取得単価 :515
○ご相談内容
4月以降の来期に向けて、どのようなものでしょうか?
今回の3月末落日で、トヨタはじめ自動車関連が敢えて、値を上げた点が来期へのと思い、購入しました。
震災、タイの洪水からの復興、あるいは為替感応度の点からも、輸送機器/機械分野の銘柄を見聞きするなか、注視しておりました。
今月7日につけた最近の下値を、仮に調整と見た場合に、その後の上昇は単なる配当取りというよりは、配当以上の、もしくは同業種
他銘柄以上の上昇気運と見て購入しました。何らかのアドバイスいただきたく、お願いします。
○回答:今が分岐点っぽいです
考え方の方向性は正しいと思います。
どういうことかというと、
金余り過剰流動性の金融相場から、実需に金が移動する業績相場に軸足が動いてくるのが相場の定石で、
今の相場の流れが、金融相場から業績相場に動きつつあるという感触があるからです。
これは先導株を見るとわかります。
金融相場において他に先駆けて上昇する金融不動産銘柄。
その先導株にかげりが出始めてることと、幅広く好業績および値嵩株に勢いがでてきているためです。
ということで、考え方の方向性は正しいのですが、
ただ、タイミング的に自動車銘柄にきていたかどうかまではまだ微妙な感じでした。
自動車銘柄に限っていうと、
このまま伸びてくる可能性と、いったんダウンする可能性があるからです。
7242月足。2011年3月高値740円から11年8月高値651円経由現在まで。これが抵抗線。
理屈抜きに線を引いてみてください。一発でご理解いただけると思います。
そういうことなんです。今がちょうど分岐点です。
念のために四季報で関連会社を調べて分析してみました。
業務関連大口株主です。
トヨタ自動車(7203) 2010年1月高値、2011年2月高値経由現在の抵抗線
(=下げトレンドの影響下にあるかどうかの分岐)→高値が分岐点上にあり
日立建機(6305) 2010年1月高値、2011年3月高値経由現在の抵抗線
(=下げトレンドの影響下にあるかどうかの分岐)→終値が分岐点上にあり
ブリヂストン(5108) 2006年5月高値、2011年7月高値経由現在の抵抗線・・・これはかろうじで2月にブレイク。
ということで、なんとも微妙な現状でした。
購入のリスク管理という意味では、できれば分岐点を確実に越えたところで乗りたいところでした。
言い換えるとちょっと買うのが早かったということです。
結果オーライになる可能性は5割以上ありますが、「結果」の正しさと、結果にいたる「考え方」の正しさは、また別のものです。
将来の成功率を高めるために必要なのは、現在の「結果」ではなく、「結果にいたる考え方」が重要です。