12/03/27 15:51:39.55 jjykrx1h
>>118 ●3313 ブックオフ
○ご質問
3/28に権利落ちするので一般的には株価が落ちる筈ですが、前日の今日も12円高で終わっています。
この理由は何なのでしょうか?
○回答
株価は何によって決定するのでしょうか。
需給関係ですね。
買いたい勢力と、売りたい勢力のバランスが取れたらそこで価格が決定します。
需給関係。これ以外に株価の決定要因は、まずないといっていいでしょう。
(例外として、強制的なTOB価格設定などの場合がありますが、ここでは除外して考えます)
とにかく、株は原則、需給関係のみで動きます。
では、その需給を決めるのは何か。
実は、買う人、売る人の動機によりさまざまです。
さまざまな動機の中でも一番強いとされる動機といわれているのが、その企業の業績予測動向。
これを分析するのが、いわゆるファンダメンタル分析です。
それから価格形成には、ランダムではなく自律的なリズムを刻む傾向があります。
この分析が、テクニカル分析です。
ご指摘の「3/28に権利落ちするので一般的には株価が落ちる筈」は、そのとおりですが、これには例外も多くあります。
実際に、権利落ちする日とその翌日の高安をさかのぼっていろいろな銘柄で調べてみてください。
必ずしも権利落ちで暴落するわけではないことがお分かりいただけると思います。また、逆に数日前から暴落継続ということもある。
つまり、あくまでも傾向としての可能性は強い、というだけであって必ずそうなるというわけではないということを示しています。
ところで今回、ブックオフが下がらなかった理由。
よくわからないですね。裏づけが取れないですから。
まさか今日、この株を買った人一人ひとりに「何でこの株を今日、このタイミングで買ったんですか?」って
聞いて回るわけにもいかないし。聞き終わったころにはものすごい年月が経ってるはずだし意味ないですね。
ということで、結論としては、わからないです。
ただし、わからないんですが、わからないなりに、推論を出すことは可能ですので、その作業をしてみます。
まず、配当性向が高い。3%以上の年利計算、買い物券を入れると、4%以上になる。
定期預金と比較して考えた場合、割安ですね。なので、持っておきたいというニーズはあります。
それから商品券が100株株主には1000円。200株以上の株主には2000円の買い物券。これも配当の変形としておいしいです。
さらに、月足で見ると、中長期的に見て、株価の本格的な出直りの兆しが出ています。
週足で見ると、ほぼブレイクポイントぎりぎりの状態にある。
近いうちこれを突破するだろう、突破すれば勢いがつくだろう、と考えて買う人もいるかもしれません。
さらに、今月に入ってから、テクニカル分析で「この株は、いいぞ」というあおり情報が有料でとびかっているようです。
昨日までの日足を見ると、高止まりで、きっかけがあれば、暴発しそうな勢いを見て取ることも不可能ではありません。
(ただし、権利落ちが暴落する可能性もあります)
さらには、インサイダー的な内部情報がうわさとしてまわっている可能性がある。
いわく「今度の四半期発表は上方修正だぞ」みたいな感じで。。。。まったくの推測ですが。
さらに、PERは7倍台と極めて低水準に放置されているし、信用買残もあまりない。営業益もかなりよい見通しである。
配当も高いし、お買い物券もついている。。。。とロイターもニュースとしてあおってました。
要するに、諸方面から「この株は上がるでぇ」って推奨されてるので、売る人が少なかったということなのかもしれません。
ただし、それが、今後の株高を保証するものではない(つまりすでに株価に織り込み済みであるという可能性がある)ので、その点だけはご注意ください。