13/07/11 21:09:58.78 O5v96EpV0
絶対安全とか永久安全とかいうタワゴトは別にして、ちょっと考えてみようか
一般家庭が30年間に火災に遭う確率は2%くらいだというから、3年間なら
(1-X)^(30/3)=1-0.02 , X≒0.00202
つまり3年間で0.2%ということになる。HDDの故障率をこの確率より
低くできれば、個人用途としては十分と考えることにする
(この確率でも不安だというならクラウドに待避するしかない)
素のHDDの故障確率は使い方にもよるが、以下のサイトを参考にして
3年で12%と仮定する
URLリンク(safemode.biz)
すると、N台のバックアップを取っているときに「全てが壊れる確率」は
0.12^N
これが0.2%を下回るためには N>log0.002/log0.12=2.93
つまり3台以上のバックアップを取っていれば、少なくとも1台は無事なHDDが
常に残るという計算になる
あるいは、新品を接続してリカバリをかけてる最中に無事だったHDDが死ぬ可能性まで
考慮して、少なくとも無事なのを2台残しておきたい、という考え方もある。このときは
0.12^N+{0.12^(N-1)}*(1-0.12)*N<0.002
N>4.605
すなわち5台以上のバックアップ体制が必要
なおRAIDのように「複数が同時に故障しない限り大丈夫」という考え方を取るなら
これとはまた別の計算になるが、ここはNASスレではないので割愛する