12/08/12 06:35:26.23 yJA0R53X0
>>501
そういえば計算したこと無かったなと思って性能向上を考慮に入れつつ計算してみた。
100年は「3.1536E+9」秒だけど、18ヶ月ごとに性能が2倍すると処理時間は100年で「1.47574E+20」秒分、つまり11桁増えるな。
現代の技術で毎秒6500パスワード解析できるとすると、100年で「9.59231E+23パスワード」を解析できる。
つまりTruecryptの95種の文字列だと、12文字のパスワードなら100年で100%解読されることになる。
13文字でも数%の確率で解読されることになる。17文字まで上げて偶然解読される確率はやっと50億分の1。
なんらかの革命的な技術革新も考慮するなら5000兆分の1の20文字以上にするべき。
100年保つコンテナにするためには20文字以上のパスワードにするべし。
まぁなにか記号で末尾を埋めて64文字まで水増しすればいいんだけどね。でもランダム部分は20文字以上で。
ちなみに、性能向上を考慮すると200年で22文字も100%解読される。300年なら32文字。まぁ単純計算だけどね。
64文字のパスワードがかかったコンテナも7578週目で完全解読。631.5年。諸行無常だなぁ。
無量大数のさらに無量大数倍の広がりを持つ64文字パスワードも、複利的に増えてゆく性能の前では数百年で解読できてしまうのな。
また逆に、今のコンピューターの性能なら何文字のパスワードをどのくらいで解読できるかと言うと(6500パスワード毎秒と仮定)
1文字->0.01秒、2文字->1.38秒、3文字->131.9秒、4文字->3時間半、5文字->13.7日、6文字->3.5年
とかそんなもんだ。Truecrypt総当りで解読するソフトを作る人間が現れない理由がわかるな。