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>この「オリコン独占体制」を崩したのが、95年に米国からやってきた「サウンドスキャン」です。
その情報源は、バーコード読みとり機が集計した「POSデータ」。カネが支払われたCDの数だけを、
ホストコンピューターから取得してカウントする。大統領選挙の出口調査から生まれたこのシステム、
一店でも買い占めと思しき不自然な数字が集計されると、警告マークが出て自動的に統計から除外してしまう。
人為的な操作が入り込むすき間がないのです。米国の音楽チャート誌「ビルボード」は
91年からこのデータを使っています。
>サウンドスキャンとの比較で初めて、オリコンには独特の「癖」があることがわかりました。
(省略)レコード会社の看板スターがアルバムを発売すると、第1週のオリコンでの数字はなぜか
サウンドスキャンより高めに出る。2週目から降下し、だいたい20週間の総売上数で
POSデータと合致するのだそうです。1週目のオリコン売上数はレコード会社が
宣伝材料に使いますから、なんだか勘ぐりたくもなります。
>かつては甘めの数字で満足していたレコード会社も、今やサウンドスキャンを無視できなくなった。
98年をピークにCDの売り上げが急落する昨今、甘めのチャートではじいたCDを出荷したあげく、
膨大な返品の山を抱えることになったからです。限られた売り場にどの商品を仕入れるべきか
頭を悩ませるCD店もまたしかり。
(AERA 2003年02月03日)
サウンドスキャンランキング URLリンク(www.phileweb.com)
このヒットチャートは「サウンドスキャン・ジャパン(SSJ)」システムの1週間の推定売上データをもとに
作成したものです。同システムは、全国約4100店のソフト取扱店とEコマースのPOSシステムで
集計された実売データから市場推定したものです。
発売以来累計は2010年1月4日以降からEコマース分が含まれています。