11/08/14 09:59:30.65 JAm23ryv
朝食後の散歩を日課としている俺は二人の通学途中の女子児童に出会った
女児1・2「~タフなハートで バアジョンアーアップゥー♪」
どうやら彼女達は今フレッシュプリキュア!で盛り上がっている最中らしい
その微笑ましい様子を見て僕はいつもと変わらない長閑な朝の幸せを噛み締めるはずだった、だが
女児1「~だよねー、イースって暗いし地味だよねー」
女児2「だよねー、敵のくせにちょうしにのってるよね!」
女児1「ねー♪」
その会話によって俺のささやかな幸せは微塵に砕かれたのだ
俺「ちょっとまて今なんつった?あ゛?」
やってしまった。俺の愛する嫁を侮辱されたことで頭に血が上ってしまったのだ
女児1・2「・・・ッッッ!」ブルブル
案の定二人を見ると可愛らしいピンクの唇は震え、白い歯がカチカチと音を立てていた
俺「あ~ごめんね、でもイースちゃんは悪い子じゃないんだよ?」
女児は何を言われたのか分からずポカンと口を開けていた
が、俺がプリキュアのイースの事を話していることが分かると
女児1「・・・どうして?」と、か細い声で俺に尋ねた
俺は朝の空気を鼻から吸い込むと
俺「イースちゃんはね、恥ずかしがりやなんだよ。自分の気持ちを人に伝えるのが苦手なんだよ」
女児たちは僅かに怯えながらもコクコクとうなずいた
俺「世の中には自分の気持ちを上手に伝えられない子もいるんだよ。二人のクラスにもそういう子は
いるだろう?お兄ちゃんが怒ったのは君達が他の人のことを考えず見掛けだけで人の悪口を言ったからなんだ」
女児1・2「「あっ・・・!」」
どうやら俺の考えが伝わったらしく、二人は顔を見合わせると
女児1・2「ごめんなさい!お兄ちゃん!」
と、素直に頭を下げたのだ。俺は嬉しくなり
俺「フフフ、分かってくれればいいんだよ」ナデナデ「そうだ、俺の部屋においでよ!プリキュアグッズがたくさんあるんだ!」
女児1・2「うん!やったあ♪」ニパー
二人はキラキラと輝く目を向けながら俺の後についてきたのだった
そうして俺はかけがえのない、二人のプリキュアを手に入れたのだった