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地政学と歴史からしか不可解な隣国を理解できない - 宮家邦彦〔2〕
ネオ民族主義の時代
東アジアでも中国、韓国などにみられるとおり、各民族の不健全で、
ときに暴力的な民族主義が徐々に頭をもたげつつあるとみるべきである。
「渋谷駅のハチ公前交差点」
個人的にはコリア人の性格はイラク人に似ていると思う。東西南北を
トルコ、クルド、ペルシャ、ローマ、ベドウィンに囲まれ、チグリス・
ユーフラテスに挟まれたこの肥沃で平坦な土地には自然の要塞がない。
コリア半島が「行き止まりの廊下」なら、イラクは「渋谷駅のハチ公
前交差点」だろう。
幸か不幸か、筆者はこのバグダッドに2回赴任している。コリア半島
と同様、イラク人も激しやすく、ときに暴力的で、外国人には扱いがた
い人々だった。しかし、二度の在勤を通じ、こうしたイラク人の国民性
の根源が彼らの「強さ」ではなく、むしろ「弱さ」であることがわかっ
てきた。
イラク人に「激情的で、狭量で、自尊心ばかり強く、協調性に欠ける」
人々が多いのは、過去3000年間、東西南北の列強がこの「渋谷駅のハチ公
前交差点」の住人を殺戮・搾取しながら通りすぎていったからだろう。
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