14/05/24 11:05:27.87
組長や三橋が強靭化とデフレ脱却を結びつけているのは、本来やらなければならない公共投資が、
経済学の論理(悪用)によって否定され続けてきた、その間違いを指摘したいんだと思う。
「市場原理と経済学、お前らの無邪気な理屈を信じて構造改革と金融政策を重視しすぎた結果として、
デフレがいつまでも続き、産業も空洞化して所得も減って、日本がめちゃくちゃになってるんじゃないか」
実体経済と乖離した前提を元にした経済理論をそのまま政策に取り入れるリスクを広く認めさせないと
闘いが終わらないのであって、
「いや、それは採用した個別の金融政策が間違っていたからなので、リフレ政策をやればこうはならなかった。」
といわれても信用できないのは当然なんですわ。
だからリフレ派は、経済学の中のマイノリティ学派として従来の経済政策を批判し、是非を語るだけではなく、
経済理論を政策に落とし込むこと自体が持つリスクについて触れないと、広い支持は得られないということを
理解する必要がある。