11/12/12 00:54:07.08
>>318
＞放射性セシウムって体内でカリウムと間違えられて吸収されるんじゃないんだっけ？
まさしくそのとおり。だけど勘違いされると嫌なので解説を足すよ。
セシウムは普通にある一定量は体内に取り込まれている。
その経路としてわかっているのは現状ではカリウムチャネル経路くらい。
細胞膜上のカリウムチャネルはセシウムを通す。
そのために、セシウムは体内でカリウムと間違えられてカリウムチャネルを通って細胞内に吸収される
という表現が成り立つ。しかし、このような表現は、カリウムチャネルという名称にしているからで、
セシウム側からすると、カリウム/セシウムチャネル、と名前を変えてくれ！と主張したくなるだろう。
なぜカリウムチャネルと呼ぶかというと、
チャネル研究はナトリウム、カルシウム、カリウムを中心に行われてきたから。
だから便宜上カリウムチャネルと呼ばれているが、これは後世では名前は変わるだろう。
アルカリ金属チャネルとかになるかもしれない。
一般論として、放射性同位体は安定同位体と同様に体内に取り込まれる。
であるから、Cs133という安定同位体に変わって、放射性同位体Cs137を含めその他３７種類の同位体も
Cs１３３と同様に体内に取り込まれる。
結果、
＞放射性セシウムって体内でカリウムと間違えられて吸収されるんじゃないんだっけ？
という表現が成立する。が、これは、「天皇って税金泥棒だよね」とか「自衛隊員は人殺し」
といったように、そりゃそういう見方をすれば事実としては正しいけど、でもある一方方向から見た表現でしかない
ということ。
＞人体実験
そうだねえ。やってみるか。