【遺伝子医学】閉塞性動脈硬化症に関わる3つの遺伝子領域を発見 発症メカニズムの解明から臨床応用に向けて 理研at SCIENCEPLUS
【遺伝子医学】閉塞性動脈硬化症に関わる3つの遺伝子領域を発見 発症メカニズムの解明から臨床応用に向けて 理研 - 暇つぶし2ch1:もろ禿 ◆SHINE.1vOk もろ禿HINE! ★@\(^o^)/
15/10/22 18:01:41.26 .net
閉塞性動脈硬化症に関わる3つの遺伝子領域を発見 | 理化学研究所
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図1 SNPと疾患の関連の強さおよびSNPの染色体上、遺伝子上の位置
a; RAP2A/IPO5遺伝子領域、b; EDNRA遺伝子領域、c; HDAC9遺伝子領域
左縦軸;関連解析のP値の-log比でピークが高いほど疾患との関連が強い。
右縦軸;各ゲノム領域における組み換えの割合。ピーク(線)の場所で組み換えが起こっていると考えられる。
横軸;各SNPの染色体上の位置。紫菱型マークが該当SNP。該当SNPと他のSNPとの連鎖不平衡の強さをr2で示す。下段はこれらの領域における遺伝子情報を示す。

要旨
理化学研究所(理研)統合生命医科学研究センター循環器疾患研究グループの田中敏博グループディレクター、尾崎浩一上級研究員らの共同研究グループ※は、閉塞性動脈硬化症
(PAD: Peripheral Artery Disease)の発症に関わる新たな3つの遺伝子領域を発見しました。
PADは、特に下肢の血管が慢性的に閉塞する疾患であり、高齢者における罹患率が10%近くと言われています。また、重症の場合には下肢が壊死することもあります。PADの発症には
遺伝的要因が関与することは知られていましたが、これまでにPADの発症に直接関連する遺伝子は分かっていませんでした。今回、共同研究グループは一塩基多型(SNP)[1]を用いた
PADにおけるゲノムワイド関連解析(GWAS)[2]を通してPADの発症に関わる遺伝子の同定を試みました。
共同研究グループは、まず日本人PAD患者785人、非患者3,383人を対象にヒトゲノム全体をカバーする約43万個のSNPを用いたGWASを行いました。次にこのGWASの結果から上位500個の
SNPについてサンプル数を増やし、患者3,164人、非患者20,134人で検証した結果、確かな統計学的有意性を示す3つのSNP (IPO5/RAP2A、EDNRA、HDAC9遺伝子領域)を同定しました。
最も強い関連を示した第13番染色体上のIPO5/RAP2A遺伝子領域については詳細な遺伝的地図を作製することにより、原因となりうるSNP群を割り出し、その中の1つのSNPがリスク型[3]の時、
IPO5遺伝子の発現が減少することも発見しました。
本研究は、PADの発症に関わる遺伝子領域を世界で初めて同定したものであり、今後、詳細な解析を行うことによりPADの早期診断、治療法の開発につながると考えられます。
この成果は、米国のオンライン科学雑誌『PLOS ONE』(10月21日付け:日本時間10月22日)に掲載されます。

(以下略)


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