【神経科学】異なる環境を区別するオーシャンセルの発見 大脳嗅内皮質における環境区別の新規メカニズム 理研at SCIENCEPLUS
【神経科学】異なる環境を区別するオーシャンセルの発見 大脳嗅内皮質における環境区別の新規メカニズム 理研 - 暇つぶし2ch1:もろ禿 ◆SHINE.1vOk もろ禿HINE! ★@\(^o^)/
15/09/24 12:35:05.42 .net
異なる環境を区別するオーシャンセルの発見 | 理化学研究所
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図1 オーシャンセルの神経活動のモニタリングの例
A:オーシャンセルに特異的にカルシウム感受性蛍光タンパク質であるGCAMP6でをオーシャンセルに特異的に発現させた。実際の実験ではアイランドセルに特異的にGCAMP6を発現させた
ものも用いた。
B:オーシャンセルの8つの神経細胞におけるGCaMPの蛍光輝度の経時変化(マウスが空間を自由に探索している間)。輝度の急激な上昇と下降が神経活動を反映している。
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図2 オーシャンセルの特定の環境に反応する神経活動
各部屋ABでのオーシャンセル1細胞の活動パターンの例。オーシャンセルの神経活動を測定しているマウスを部屋Aに5分入れる。その後、すぐに部屋Bにマウスを移動させて5分入れる。
部屋A(5分)→部屋B(5分)→部屋A(5分)→部屋B(5分)。図2のオーシャンセルセルは、Aの部屋に滞在するときに神経活動は高く、Bの部屋では神経活動は低い。

要旨
理化学研究所脳科学総合研究センター理研-MIT神経回路遺伝学研究センターの利根川進センター長、北村貴司上級研究員、チェン・サン大学院生らの研究チームは、脳の
大脳嗅内皮質[1]において、異なる環境を区別する神経細胞群を発見しました。
私たちはさまざまな出来事に出合い、それらを記憶しています。この記憶には「何が」、「どこで」、「いつ」という情報が含まれます。このようなエピソード記憶と呼ばれる記憶の形成には、
大脳嗅内皮質-海馬[2]間の神経回路が関わっていることが知られています。これまで、「どこで」についての記憶情報(環境情報)は、多様な情報が海馬の神経回路内で統合されることで、
生成されると考えられてきましたが、大脳嗅内皮質の神経細胞が環境情報の生成にどう関わるかは、分かっていませんでした
今回、研究チームは、大脳嗅内皮質内の神経細胞群が、環境情報をどのようにコードしているかを、最先端の遺伝子工学とin vivo カルシウムイメージング[3]を組み合わせ、検討しました。
その結果、大脳嗅内皮質の特定の神経細胞群「オーシャンセル[4]」が環境情報を既にコードしており、この情報を海馬回路へ送ることによって、異なる環境を区別していることが明らかになりました。
この成果は、記憶に関わる脳内の神経活動や、さまざまな神経系変性疾患、精神神経疾患のメカニズム解明につながると期待できます。
本研究は、米国の科学雑誌『Neuron』(9月23日号、9月23日付け:日本時間9月24日)に掲載されます。

(以下略)


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