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電池なしドローン開発 立命館大の教授ら:滋賀:中日新聞(CHUNICHI Web)
URLリンク(www.chunichi.co.jp)
小型無人機「ドローン」本体に電池を付けずに飛行させる新技術を、立命館大理工学部の道関(どうせき)隆国教授(電子工学)の研究チームが開発した。実用化には課題が残るが、
技術が確立されれば、現在数十分のドローン稼働時間を飛躍的に伸ばすことができるほか、電気自動車(EV)の分野にも応用が期待できるという。
研究チームは、UHF帯の電磁波を用いて無線で給電する手法を開発。対象物が動いていても電力効率を保つことができる利点を生かすため、ドローンに応用した。
地表の送電側には平面のアンテナを配置。また、ドローン本体のプロペラ部分に受電用アンテナやモーター、電気回路を配列することで、回線が絡まることなく給電することが可能になった。
飛行したままで給電する技術は今までなく、特許出願中という。
モーター性能や電力効率の悪さから、現在は地上10センチ程度を数秒飛行するのが限度だが、それらを解決すればより高く、安定して飛ばすことができるという。道関教授は「ホバリングや
横への移動にも対応できるようにするとともに、ドローン以外の応用先も探っていきたい」と話している。
(鈴木啓紀)