【神経科学/心理学】熱愛中にドーパミン神経が活性化する脳領域を解明 理化学研究所at SCIENCEPLUS
【神経科学/心理学】熱愛中にドーパミン神経が活性化する脳領域を解明 理化学研究所 - 暇つぶし2ch1:もろ禿 ◆SHINE.1vOk もろ禿HINE! ★@\(^o^)/
15/05/15 07:44:05.79 .net
熱愛中にドーパミン神経が活性化する脳領域を解明 | 理化学研究所
URLリンク(www.riken.jp)

URLリンク(www.riken.jp)
図1 実験の概要
上:写真を見せてからPET検査を終了するまでのスケジュール。
下:写真の見せ方。アングルの異なる恋人の写真、もしくは複数の友人の写真を、15秒の間隔をあけてランダムな順番で15秒間見せる。恋人の写真は様々なアングルで撮影された複数枚を、また
友人の写真は恋人と同性であるが特別な感情は抱いていない複数の友人を撮影したものを用いた。なお恋人の写真と友人の写真は、全体的な印象が可能な限り似ているものを選んだ。
URLリンク(www.riken.jp)
図2 PET検査後に行った質問票
被験者の気持ちの高まり度合いを把握するため、「気持ちの高まり全くなし」から始まり「経験しうる最大の気持ちの高まり」で終わる100mmの線分を示した
URLリンク(www.riken.jp)
図3 恋人の写真を見たときに活性化するドーパミン神経
恋人の写真を見たときにドーパミン神経が活性化した2つの領域を、MRIで撮像した脳の断層画像上に表示した。図の右側が鼻側。
URLリンク(www.riken.jp)
図4 ドキドキ感とドーパミン神経の活性化レベルとの関係
縦軸は内側眼窩前頭野での[11C]ラクロプライドの結合シグナルの強さを表し、数値が低いほどドーパミン神経が活性化していることを意味する。横軸は図1下に示した質問票の回答(左端からの
距離mm)を表し、数値が大きいほど主観的な気持ちの高まりが大きいことを意味する。従って、内側眼窩前頭野のドーパミン神経が活性化するほど主観的な気持ちが大きくなるという正の相関が
あることが分かる。

要旨
理化学研究所(理研)ライフサイエンス技術基盤研究センター 健康・病態科学研究チームの渡辺恭良チームリーダー、高橋佳代研究員、水野敬上級研究員らと、ロンドン大学のセミア・ゼキ教授、
および大阪市立大学との共同研究グループは、恋人の写真を見た時に活性化するドーパミン神経[1]が、前頭葉の内側眼窩前頭野(ないそくがんかぜんとうや)[2]および内側前頭前野
(ないそくぜんとうぜんや)[3]の2つの領域に局在し、特に内側眼窩前頭野のドーパミン神経がその時の気持ちの高まりの強さに関わっていることを、陽電子放射断層画像法(PET)[4]を使って明らかに
しました。
熱愛中のカップルに恋人の写真を見せると、大脳の特定領域が活性化することが共同研究グループのセミア・ゼキ教授らによる機能的MRI法(fMRI)[5]を用いた先行研究で報告されています。また、
一夫一婦制のモデル動物であるハタネズミを用いた実験からは、神経伝達物質ドーパミンがつがいを作る行動に重要な役割を果たすことが示されています。しかし、ヒトにおいてドーパミンと恋愛の
関係を明らかにした研究はこれまでなく、恋をしているとき脳で何が起きているのかは解明されていませんでした。
共同研究グループは、異性と熱愛中である10名を対象に、恋人の写真と、恋人と同性の友人の写真を見せた時の脳内のドーパミン放出の違いをPETで測定しました。その結果、恋人の写真を見た
時には、大脳皮質の内側眼窩前頭野および内側前頭前野でドーパミン神経が活性化していることを明らかにしました。また、恋人の写真を見たときの気持ちの高まりの強さと内側眼窩前頭野での
ドーパミン神経の活性化レベルは正の相関がありました。これは、主観的な恋愛感情と、客観的に測定可能なドーパミン神経の活動とが相関していることを示します。内側眼窩前頭野は報酬系[1]に
関わる領域であることから、ヒトの恋愛感情は報酬系と同じ神経基盤を共有している可能性を示唆します。
本研究成果はスイスのオンライン科学雑誌『Frontiers in Human Neuroscience』(4月9日付け)に掲載されました。

(以下略)


レスを読む
最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch