【材料物性】東北大、五角形のグラフェンを発見―ユニークな新素材の開発に期待at SCIENCEPLUS
【材料物性】東北大、五角形のグラフェンを発見―ユニークな新素材の開発に期待 - 暇つぶし2ch1:Mogtan ★@\(^o^)/
15/04/23 01:06:48.58 .net
掲載日:2015年4月22日
URLリンク(www.zaikei.co.jp)
 東北大学の川添良幸教授の研究グループは、第一原理シミュレーション計算により、通常のグラフェンとは
全く異なる物性を持つペンタグラフェン(五角形のグラフェン)の理論設計に成功した。
 グラフェンは炭素原子が六角形に結合したハニカム格子を作っているナノ構造体で、2010年にはグラフェンに
関する成果で英国の研究者がノーベル賞を受賞している。
 今回の研究では、スーパーコンピュータを活用した第一原理シミュレーション計算によって、ペンタグラフェンの
原子構造を決定した。さらに、物理・化学的な性質を調べたところ、可視光を全て透過すること、一方向に圧力を
かけると垂直方向にも縮むこと、少量の電子を追加すると超伝導体が実現出来ることなどが明らかになった。
 これらの性質は、酸化亜鉛に替わる透明半導体が実現出来ること、ペンタグラフェンを通常の材料に混合すれば
圧力をかけても伸び縮みしない新材料が作れることなどを意味する。今後、ペンタグラフェンが実験的に合成されれば、
そのような物性が実現できる。
 研究グループは、ペンタグラフェンが炭素だけでできる材料であるため、輸入に頼ることもなく日本が独自の開発を
行なえる材料として期待されるとしている。
 なお、この内容は「PNAS」に掲載された。論文タイトルは、「Penta-graphene: A new carbon allotrope
(ペンタグラフェン;新炭素同素体)」。
<画像>
真上から見たペンタグラフェン(左)と横から見たペンタグラフェン(右)。カイロタイリングとして
知られる五角形で面を埋めている。ただし、全くの平面ではなく右図のように0.6オングストローム程度の
凹凸がある。(東北大学の発表資料より)
URLリンク(www.zaikei.co.jp)
ペンタナノチューブ。Aの赤線方向に巻くとBができる。(東北大学の発表資料より)
URLリンク(www.zaikei.co.jp)
<参照>
五角形のグラフェンの発見-夢の新素材として期待- | プレスリリース | 東北大学 -TOHOKU UNIVERSITY-
URLリンク(www.tohoku.ac.jp)
Penta-graphene: A new carbon allotrope
URLリンク(www.pnas.org)
<関連>
【化学】五角形で構成される新たな炭素同素体「ペンタグラフェン」を発見 - バージニア連邦大©2ch.net
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