【技術/化学】様々な医薬品、机の上で製造 東大が夢の連続合成法at SCIENCEPLUS
【技術/化学】様々な医薬品、机の上で製造 東大が夢の連続合成法 - 暇つぶし2ch1:もろ禿 ◆SHINE.1vOk もろ禿HINE! ★@\(^o^)/
15/04/16 12:41:16.24 .net
様々な医薬品、机の上で製造 東大が夢の合成法  :日本経済新聞
URLリンク(www.nikkei.com)

URLリンク(www.nikkei.com)
机にのるほどの小型装置で簡単に医薬品が合成できる=小林修東京大学大学院教授提供
URLリンク(www.nikkei.com)
8段階の化学反応を連続して起こしロリプラムを合成する

 東京大学がこれまで難しかった医薬品などを原料から一貫して連続合成する技術を実現した。机の上にのるほど小型の設備で効率よく複雑な化合物を生産でき、生産コストを大幅に
引き下げられる。研究が進めば液晶などの幅広い精密化学製品でも利用が広がりそう。医薬品製造で日本が世界をリードする可能性をもたらすとともに、海外勢におされて苦戦している
日本の化学産業を復活させる切り札になるかもしれない。
■脳機能の改善薬、縦横1.5mの装置で生産
 原料を送り込むとチューブを通りながら化学反応が進み、出口から出たときには医薬品になる物質ができあがっている。石油化学などでは可能な「連続合成」と呼ばれる製造法だが、
医薬品をはじめ精密な化学合成が必要な製品の大半では実現していない。
 小林修東京大大学院教授らのグループはこの連続合成の手法で抗うつ剤や脳機能の改善薬などとして期待されている「ロリプラム」を作ることに成功、16日発行の英科学誌「ネイチャー」に
成果を発表した。
 実験では縦横1.5メートルほどのテーブルにのる装置を使い、1週間の連続運転で生産したロリプラムは10グラム。化学組成は同じでも右手と左手のように立体構造が違う光学異性体を
作り分ける不斉合成も効率よく実現できる。「医薬品でも連続合成が可能なことを実証できた。将来は医薬品や精密化学製品でも広く連続合成が使われるようになるだろう」と小林教授は
期待する。
 現在の医薬品製造の主流になっている「バッジ法」と呼ばれる合成法は、何段階もある化学反応をひとつひとつ別の設備で行い、次の工程に送る。途中で次の工程に送る材料と不要な
副産物を選別する作業も必要だ。一定量を生産するためには化学反応ごとに大きなタンクを使い、複雑な医薬品になると数十段階もの化学反応を経て生産される。それだけ巨大な設備が
必要になるわけだ。


レスを読む
最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch