15/03/25 01:00:50.11 .net
掲載日:2015年3月24日
URLリンク(www.sankei.com)
県立橿原考古学研究所は、昨年1月に御所市の秋津遺跡で見つかったと発表した弥生時代前期の
米が科学調査の結果、「現代の米」とわかったと訂正発表した。発掘現場周辺の水田から雨水で
流れ込むなどした現代の米を弥生時代前期の米と勘違いしたという。
秋津遺跡は弥生時代前期の水田跡などが広がる遺跡。平成21年度から橿考研が調査しており
25年11月、水田跡の遺構(地表下約1・5メートル)上で見つかった玄米11粒について、26年1月に
橿考研で開かれた研究集会で、「2400~2600年前の弥生時代前期の古代の玄米」と発表した。
その後、炭素の組成を調べる放射性炭素年代測定を行った結果、昭和30年~平成25年に実った
米の可能性が高いことが判明。発掘現場周辺には水田が広がっており、橿考研の宮原晋一調査部長は
「十分なチェックをせずに拙速に発表し申し訳ない。今後は誤認がないよう慎重な調査を行い、
再発防止に取り組みたい」とした。
<参照>
秋津第8次調査出土イネ種子の放射性炭素年代測定結果をうけて
URLリンク(www.kashikoken.jp)