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世界的な情報サービス企業であるトムソン・ロイター(本社:米国ニューヨーク、日本オフィス:東京都港区)は、ノーベル賞発表に先駆け、
恒例の「トムソン・ロイター引用栄誉賞」受賞者を発表いたします。今年は9か国から、卓越した研究業績を持つ27名が選出されました。
日本からは、独立行政法人理化学研究所 創発物性科学研究センター センター長(併任:東京大学 大学院工学系研究科物理工学専攻 教授)の十倉好紀氏が
「新しいマルチフェロイック物質の発見」の功績により、物理分野で再度選出されました。十倉氏は過去にも「超伝導化合物の発見を含む、
強相関電子酸化物に関する傑出した研究、および巨大磁気抵抗現象に関する研究」で同賞に選出されております。
2002年の本賞恒例化以来、ひとりの研究者が異なる研究トピックにより2回選出されるのは初めてのことです。
以下、ソース
URLリンク(ip-science.thomsonreuters.jp)
<トムソン・ロイター引用栄誉賞とは>
「トムソン・ロイター引用栄誉賞」は、トムソン・ロイターのデータベースを用いた論文・引用分析において、ノーベル賞クラスと目される研究者を毎年9月に発表するものです。
科学をより身近に認知し、
人類の進歩に貢献する世界のトップ研究者をひろく讃える目的で2002年に恒例化し、今年で13回目を迎えました。
ノーベル賞の科学系4賞(医学・生理学、物理学、化学、経済学)と同カテゴリで構成された本賞受賞者のうち、35名が実際にノーベル賞に輝いています。