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キャリントン磁気嵐
1859年9月1日から2日にかけて記録上最大の磁気嵐が発生した。
カリブ海沿岸等世界中でオーロラが観測され、ロッキー山脈では明るさのために鉱山夫が
朝と勘違いして起きて朝食の支度を始めてしまうほどであった。
アメリカ北東部でたまたま起きた人はオーロラの明りで新聞を読むことができた。
ヨーロッパ及び北アメリカ全土の電報システムは停止した。
電信用の鉄塔は火花を発し、電報用紙は自然発火した。
電源が遮断されているのに送信や受信が可能であった電報システムもあった。