【生態学】エイの深海潜水能力を解明、米研究at SCIENCEPLUS
【生態学】エイの深海潜水能力を解明、米研究 - 暇つぶし2ch1:Cancer ★@転載は禁止
14/07/02 18:45:04.49
エイの深海潜水能力を解明、米研究
2014年07月02日 12:27 発信地:パリ/フランス

【7月2日 AFP】海面に浮かび甲羅干しをすることで知られるエイは、実は自然界で最も
深く潜水する生物の一種で、水圧で潜水艦が押しつぶされるほどの深海でも捕食行動が
とれることが判明した。研究論文が1日の英科学誌ネイチャー・コミュニケーションズ
(Nature Communications)に発表された。

 米ウッズホール海洋研究所(Woods Hole Oceanographic Institution、WHOI)の
サイモン・ソロルド(Simon Thorrold)氏率いる研究チームは、中部大西洋海域で、頭に
2本の角があり、空に揚げるたこのような形をした魚のタイワンイトマキエイ(学名:
Mobula tarapacana)15匹にデータ記録用の装置を取り付け、エイがどこに行くかを調べた。

 衛星経由でデータを送信する記録装置は、エイの行動を最長9か月にわたって追跡記録した。

 エイは海面近くをゆったりと泳ぐ魚というイメージがあるが、実際は最大水深1896
メートルの水温3.6度しかない深海にまで潜水していることが、今回の調査で分かった。
これまでに観察された魚による最深の潜水行動は、ジンベイザメの1926メートルだった。

 タイワンイトマキエイは海面で体温を上げ、蓄えた熱を用いて深海の低水温下で体の
重要な機能を維持しているのではと研究チームは推測している。

 毎秒6メートル、時速にすると22キロという驚異的なスピードで海中を降下できる
ことも、深海への潜行を可能にしている要因の一つだという。

 またタイワンイトマキエイの行動範囲は驚くほど広く、一日に最大49キロに及ぶ
ことも判明した。

 今回の発見でその一部が明らかになったタイワンイトマキエイの生態だが、常食や
生殖周期、深海の生態系への影響など、いまだに不明な点は多い。(c)AFP

イトマキエイは4メートルに成長することがあり、海洋の大きな領域を行き来する海の遊動者だ。
URLリンク(www.whoi.edu)

タイワンイトマキエイ(Mobula tarapacana)の生息域は海面だと主に考えられていたが、
実は最も深く潜水する海洋動物の一つだ。
URLリンク(www.whoi.edu)

(プレスリリースに動画あり)

ソース:AFPBB(2014年07月02日)
エイの深海潜水能力を解明、米研究
URLリンク(www.afpbb.com)

原論文:Nature Communications
Simon R. Thorrold, et al.
Extreme diving behaviour in devil rays links surface waters and the deep ocean.
URLリンク(www.nature.com)

プレスリリース:Woods Hole Oceanographic Institution(July 1, 2014)
Tags Reveal Chilean Devil Rays Are Among Ocean's Deepest Divers
URLリンク(www.whoi.edu)


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