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安倍総理大臣は政府の総合科学技術会議で、大学で論文の改ざんや盗用が相次いだ問題などを念頭に、
「近年の研究不正事案の頻発は、わが国の研究開発力の基盤をむしばむものであり、大変遺憾だ」と述べ、再発防止に向けた対策を検討するよう指示しました。
総理大臣官邸で開かれた政府の総合科学技術会議で、有識者のメンバーは、大学で論文の改ざんや盗用が相次いだり薬の臨床研究で論文のデータが操作されたりした問題のほか、
STAP細胞を巡る問題も念頭に、「研究不正の抑止に向けてチェック態勢の強化などが急務であり、国全体の問題として取り組むべきだ」とする意見書を提出しました。
これを受けて安倍総理大臣は「国家戦略として科学技術の推進に取り組んでいるなか、近年の研究不正事案の頻発は、わが国の研究開発力の基盤をむしばむものであり、大変遺憾だ」と述べました。
そのうえで安倍総理大臣は「こうした研究不正に対し、個別事案ごとの対応だけでは不十分だ。どのように臨めばいいのか、
総合科学技術会議で研究現場の実態を十分に踏まえたうえで、個別事案を越えた大きな観点から検討してほしい」と述べ、再発防止に向けた対策を検討するよう指示しました。
4月14日 21時06分
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