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理研の研究者らがSTAP論文の撤回を主張する中、反対姿勢を明確にしてきた共著者のバカンティ・米
ハーバード大教授。研究室のHPで、22日、STAP細胞作製の手順書が公開されたが、その内容は署名すらない
簡易なもので、理研が5日に公開した内容との間に矛盾まであるとのこと。STAP細胞を巡る混乱がさらに
深まりそうだ。
新たな手順書に言及した読売新聞の記事では、バカンティ教授らは「細胞を細い管に通してすりつぶした
上で、酸性の液で処理することが必要」「細い管に通す方法はとても重要で、省略できない」としており、
小保方リーダーらの手順書は後半の酸処理のみで作る手順だと記している。
この点について、サイエンスライターの片瀬久美子博士(細胞分子生物学)は、理研の手順書の「ストレスを
与える前後の細胞の扱いは丁寧にしなければならず、失敗の原因になる」とする記述との矛盾を指摘。
「混乱しますね」と戸惑いを示している。
相次ぐ追試失敗、捏造疑惑を払拭する切り札となるはずだったSTAP細胞作製の手順書。だが、その切り札
ですら共著者間で不一致、矛盾すら疑われることが明らかとなった。これでは、理研が重視する「第三者による
追試」の熱意もいよいよ冷めてしまうだろう。残された手段は、第三者を交えた公開実験しかないのでは
なかろうか。
(文責:チリ人φ★)
STAP「細い管通す」小保方論文と手順異なる : 科学 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)
片瀬久美子氏
URLリンク(twitter.com)
バカンティ・米ハーバード大教授 BWH Anesthesiology Research - STAP Cell Protocol
URLリンク(research.bwhanesthesia.org)
理研:STAP細胞作製に関する実験手技解説(英文pdf)
URLリンク(www.cdb.riken.jp)