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日産自動車は13日、電気自動車(EV)やハイブリッド車(HV)などに用いるリチウムイオンバッテリーを充・放電する際の電子の動きを直接観測し、
定量化できる分析手法を世界で初めて開発したと発表した。電池内部での電子の動きを正確に把握できることで、
より高容量、長寿命のバッテリーを開発することが可能になるという。
日産の全額出資子会社「日産アーク」が、東京大学、京都大学、大阪府立大学と共同で開発した。
物質に強度のX線を照射する従来の分析手法を工夫したほか、新たにスーパーコンピューターを用いた高度な計算を組み合わせ、
これまで間接的に推測することしかできなかった電子の移動量を、高い精度で把握できるようになった。
日産の浅見孝雄常務執行役員(日産アーク社長)は「この手法を研究開発に適用することで、(EVなど)ゼロエミッション車のさらなる航続距離拡大に貢献できる」と話している。
産経新聞 3/13
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