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京都府立医大や同志社大、滋賀医大のチームは12日、目の角膜を透明に保つ角膜内皮が傷み、視力が低下する水疱性角膜症患者3人に、
培養して作った角膜内皮細胞を移植する臨床研究を実施し、視力回復に成功したと発表した。
チームによると、培養した角膜内皮細胞の移植は世界初。
現在、角膜から採取した角膜内皮を移植し、悪くなった部分と取り換えたり、角膜そのものを移植したりする治療法があるが、慢性的に角膜の提供者が不足。
さらに、角膜内皮細胞は人の体内で増えないため、移植しても減ることもあった。
今回の手法は多くの患者に移植したり、同じ患者に再度移植したりできる利点がある。
2014/03/12 17:43【共同通信】
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